目 次

9月に小笠原の父島へ行ってきたのですが、行くまでの過程とか、いくつかのポイントをメモしておきます。
父島は、ルルブとか旅行雑誌とかに、あまり掲載されていなので情報がメチャ少ないです。
行ってからじゃないと分からないような事もけっこうありました。
チケットの入手

https://www.ogasawarakaiun.co.jp/rsys/
チケットの入手は2か月前から可能となっています。ジャスト2か月前のその日に申し込まないと良い客室はゲットできません。
9月は夏の行楽シーズン後なので、ONシーズンよりは価格が安いですが、気候的にも7,8月とあまり変わらないため人気があるようです。実際に大学生とかが多かったように見えました。
今回はスイートより安い「特1等デラックス」席を取りました。片道71,560円です。(笑
なんでこんなに高いんだー!
申込日は休みを取ってジャスト時間になったタイミングでネットでの申し込みをしました。みんな一斉に申し込んでいると思われるので、次々に客室が無くなっていきました。(人気
父島でダイビングをした時に聞いたのですが、中にはネットではなく電話で何十回も掛けてようやく取れたと言っていた方もいました。その方は「特2等寝台」って言ってたような気がします。
ネットでの払い込みはキャッシュカード払いで支払いました。また、ネットでの申し込みは割引がある分、キャンセルすると2000円くらいキャンセル料金を取られます。
予約ができて、料金の払い込みが終わったらQRコード付きの引換券をプリントアウトして当日、持って行きます。もちろん帰りの便のものもプリントアウトします。
乗船券の引き換え時に、その紙が必要となるので必ずプリントアウトしましょう。帰り用は父島でその帰りのプリント渡して引き換えとなるので帰りのプリントは帰りまでりっかりと保管します。
インターネット販売!?では部屋は選べないようです。
その後、小笠原海運から【予約完了のご案内】ってメールが来て予約は終わりです。
チケットは「おがまるパック」が人気のようですが、私は、おがまるパックを使わなかったので、3か月前くらいから宿に予約をいれていました。
たぶん人気の宿は、すぐに埋まると思います。
7,8,9月は台風が多いので、チケット獲得やらの難関を乗り越えて航海中止になったら、いたたまれないと思います。
私が行った日も台風の影響があって、同じ竹芝から出航するハズだった伊豆七島行きの船は全便欠航していました。が「おがさわら丸」は台風に強い船らしく欠航は少ないようです。(ですがお盆の時には欠航したようです)

プリントアウトした紙を持っているので、乗船票の記入などはありません。
当日9:30からプリントアウトした紙と乗船券の引き換えをします。
10:30から乗船するのですが、乗船順は特等、特1等、1等~の順でアナウンスが入るので、その順番で乗船します。
雑魚寝の2等席では良い位置をGETするためには、お土産コーナ側の乗船入口あたりに居るのが良いのかな?と思いました。
荷物の重量とか大きさは余り見ていない印象を受けました。
大きな荷物がある場合は2週間前には送ってしまった方が楽です。(宅配業者は1週間前では荷物が送れませんでした)
あと、上写真の下右側に移っている「搭乗券」(レシート)は船に入る際と出る際に確認があるのですぐ出せる位置に用意しておきましょう。また、絶対に無くさないようにしましょう。
上写真、下左側にあるカードキーは下船時、部屋の中に置いていくか、1等席の入口にある回収ボックスに入れて返却します。

酔い止めは出航30分前には飲んでおきましょう!
「アネロン「ニスキャップ」」が最強らしいのでこれを飲みました。おかげで、台風の影響で結構揺れましたが、きぶんはすぐれないものの、一応、吐くことなく24時間乗り切れました。
おがさわら丸の過ごし方

おがさわら丸での食事は、レストレンでは多少値段が高い気はします。レストラン営業10分前くらいに行くと、あまり待たずに注文することができました。
レジまでの並びで途中にデキあいの食品がならんでいるので、それを取ってレジの時に他の注文と合わせて会計ができます。
ニコニコ現金払いです。
注文後、床にラインが引いてあって、麺は麺コーナーで受け取ります。カレーはカレーコーナーで受け取ります。

島塩ステーキを注文した時は引換券を渡されたので、その後、良い席を確保して番号が呼ばれるまで待ちました。
船内のジュース・酒等の自動販売機は本土と、そんなに金額は変わりません。
カップラーメンなども売っているので、資金が少ない方は、お湯や電子レンジも共有物があるので、それでも良いかもしれません。

2023年9月現在の船内マスク着装は、マスクをしていない方6割ぐらいに感じました。ただし、向こうに行く時に感染して旅行がパーになるくらいなら、行きのマスクは着装して行った方が良いと思います。
帰りは島で何日も過ごすので隠れ感染者は、ほぼいないのでは!?と思いました。

特1等デラックスではテレビが付いているので、ひたすら小笠原の紹介ビデオや乗船案内が流れてました。また、3CHくらい映画とかが流れていました。上映スケジュールは中央ロビーに貼ってありました。
このテレビにはHDMI端子が付いているのでスマホに入れてある映画や映像などを映して暇をつぶす事ができます。



特1等デラックスのコンセントはたくさん付いているので、テーブルタップ等は必要ないと思います。
空調は、室内にエアコンが付いているので室温の調整は効きます。2等はわかりません。
シャンプ、リンス、髭剃り、歯ブラシ、お茶の葉、コーヒー、ケトル、タオル、バスタオル、寝間着、スリッパなどが付いてきます。
台風の影響か?結構ゆれて、夜、波が高いため船がドカン!ドカン!と言っていたので、耳栓か?イヤホン?を用意していった方が良いと思います。
特1等とかは自前で照明ON/OFFがありますが、2等席などは時間になったら一斉に照明が消えるので、その前に就寝準備をしておいた方が良いと思います。
スマホの電波は、伊豆七島を通過しているあたりまでは電波が入りますが、父島付近まで行かないと電波が入りませんので、連絡を付けたい場合は、早めが良いかと思います。
行きは夕日が見れると思うので9月で言うと17、18時の日没時間はデッキに出て堪能をオススメします。次の日の朝は、朝やけがデッキで見れます。(酔ってなければ(笑
島での過ごし方
到着後、アクティビティ
二見港へ到着したら、席順に下船します。
下船後、宿のお迎えが居るので宿の車に乗って宿まで向かいます。
一部、二見港から近い宿は自分で行くのかもしれません。
気温的には、Tシャツ、短パンでちょうど良いくらいの気温です。夜も寒くなく長ズボン等は要りませんでした。
ナイトツアーへ行きましたが、蚊が居た印象はありませんでしたが、虫よけは持って行きました。
ナイトツアーなどのアクティビティーは事前に予約しましたが、当日でも問題ないようです。
レンタルの自転車やバイクも入島してからでも問題ないようでした。

9月でも亀の出産日が合えば、ウミガメ放流会への参加もできます。シーズンは7,8月みたいです。
亀の甲羅の皮膚と腹側の皮膚を小さく取り入れ替えることで父島から放流した亀と判別するようです。また、入れ替えた位置で何年の何月に放流した亀かがわかるシステムになっているようです。
亀をつまむ際は、裏側は触らずにクワガタを持つ感じで甲羅の両脇をつまみます。裏には栄養もらっていた管の跡があり、人間が触ることによって雑菌が入ってしまって死んでしまうため、裏側(腹側)は触ってはダメといことでした。
ダイビング


ダイビングを2本潜りましたが、水温27度くらいで全く寒くありませんでした。ってゆ~かちょうどいい湯加減(笑 でした。

親子イルカも見ることができました。
ドリンクなど

自販機も島には欠航あります。
夜の買い出しは、店が早く閉まってしまうため、夜22:00まで開いている「佐藤商店」がオススメです。
実際、ナイトツアー後にビール等を買い出しに行きました。
あめのひ食堂、その他無料の名所

「あめのひ食堂」へは入港当日の昼に行きましたが、結構人気がありました。その時は席が空いていたので入ることができましたが、待っている途中、何組か?はいっぱいです!と言われていました。ほかの日も見てみると結構、人が入っていました。
パパスダイビングスタジオの裏に小笠原の資料館(第3セクターぽい)建物があって入館は無料です。小笠原の生物などのパネルとかが展示してありました。
二見港から歩いてちょっと行くと「小笠原水産センター」があります。そこには敷地内にプチ水族館があって、ここも無料で見学できます。
ちょいガッカリしたこと
夕方、歩いていると車両の進路を妨害していないにも関わらず、町営バスにクラクションを鳴らされました。裏道の側道を歩いているのが危険だとしたらそばを通過するまで待ては良いこと。都内なら、しょっちゅうありますが・・・・・こんな狭い島でおおらかにならないのでしょうか?
杖をついている人も一緒だったのでクラクションにビックリしました。こちらに非は見当たらないので、そこは改めて欲しいと思いました。(そこはガッカリ
大神山神社上のパノラマ展望台



観光名所の「ウェザーステーション」などがありますが、大神山神社の上にある「パノラマ展望台」がオススメです。
ここまでは大神山神社の階段を含めて階段が300段くらいありますが、そんなに時間がかからずに登ってこれました。
ここからの景色は街が一望できます。天気が良かったので眺めが抜群によかったです。
街の横にある大村海岸
街のメイン通りの横にある海岸です。街の近くなのでメチャ綺麗です。
海岸に無料の日陰スペースがあるので、ここで海を見ながら休憩するのも良いと思います。
泳いでいる人は、あまりいませんでした。ほかのアクティビティに行っているかな!?



居酒屋さん、米ふく他

滞在中の居酒屋は2件行きました。
上写真右側の「洋風居酒屋チャラ」と「居酒屋マンタ」です。
人気のある居酒屋さんは、旅行行く前に予約を取っておいたほうが良いです。
「洋風居酒屋チャラ」へ行った時も、ほぼ全席予約で一杯でした。後から来たお客さんは、断られていました。
チャラさんでは、新亀の刺身とか、ソデイカリングなどをいただきました。
「居酒屋マンタ」さんは、チャラさんよりメニューが多いと思います。より居酒屋に近いイメージで美味しかったです。
上記写真右側にある、「米ふく」さんは、帰りの日の早朝5:30からやっているそうですが、5:00くらいに行って並ぼうとしましたが、既に開いていて買うことができました。この店は現金払いなので130円×個数のチョッキリの金額をもって買いましょう。
米ふくさんの横にお土産屋さんがあります。ちょっとしたアクセサリとか、T-シャツとか売ってます。結構、通りの店と違うものが売っていてお土産には良い店だと思います。
ハートロックカフェのサメバーガー
このサメバーガーは行く前から食べてみたいと思っていました。
袋には「サメ」の文字があります。価格は550円でした。
食べた感じは、フィレオフィッシュみたいなものを想像していましたが鶏肉みたいな食感でした。


二見港の待合所

二見港の待合所です。15:00出航ですが、13:00から乗船券の引き換えが開始します。
今回は14:20には特1等の乗船が開始しました。
父島、最大のイベント「お見送り」

このお見送りは、正直、感動します。
変える際、「さようなら」ではなく「いってらっしゃい」とお見送りをします。見送られる方は「いってきます」となります。
乗船したらすぐに、デッキに行って見送りに良いポジションをGETしましょう。
30分近く、ここに居ることになるので日焼け止め等を塗るなど、日焼けに注意しましょう。


おがさわら丸に各ダイビング船とかが並走してくれて、手を振ってくれます。また、ダイビング船が引き返すまえには、船を止め人が飛び込みます。そのたびにおがさわら丸の人から拍手や掛け声があり非常に感動的でした。