目 次
ライセンスフリー(無料)で使えるうれしい国産CDリッピングソフトです。
強力なリッピング能力を持つフリーソフトで、音楽CDやゲームCD、ソフトCDなどのバックアップコピーが出来ます。
CCCD(コピーコントロールCD)もコピー可能。
CDイメージの抽出、CD-Rへの書き込みなど多数の用途に合わせた操作が可能なリッピングソフト。
イメージファイルのライティング機能も有り。対応ファイル:iso / cue+img / bin+cue / ccd+img+sub など

機能
CD→イメージファイル作成
CD内容をイメージファイル(CUE+IMG形式)としてPCへ保存が可能なモード。
イメージ→CD書き込み
手持ちのイメージファイルをCDへライティングする事が出来ます。
CD→CD 丸ごとコピー
CDからCDイメージを作成、そのまま空のCD-Rに丸ごとコピーが出来ます。
トラック単位でCDを読み込み
読み込みたいトラックを選択しながらPCへ読み込み保存します。
マスタリング
好きなファイルやデータを選び、イメージの作成(.bin/.cue)又はCDへ書き込みが可能
CD複製コピー
コピー元のCDから一度CDイメージを作成し、そのまま空のCD(用意したCD-Rなど)へ書き込みを行います。(流れ作業)これにより、このモードでは元CDとまったく同じCDを複製する事が出来ます。
作業手順1
コピーしたいCDをパソコンのドライブにセットし、メイン画面でCD→CDアイコンをクリックします。
①の選択中のドライブ項目で、CDを入れたドライブを指定
②のイメージファイル(.cue .dcm)項目で「検索」ボタンをクリックし、 イメージファイルの保存先とファイル名を指定
書き込みモードは音楽CDのコピーなら互換性重視のシングルセッションモードのままで可。
それ以外のCDは基本設定ページを参考にマルチセッションも試してみて下さい。
最後に「OK」ボタンをクリックします。
【読み込み速度調整】
お好みで、データトラック/音楽トラックの読み込み速度の変更も可能です。古いドライブを使用している時などは低めに設定すると良いかもしれません。
① 選択中のドライブ
コピー元のCDをセットしたドライブを選んで指定します。
② イメージファイル(.cue .dcm)
「検索」ボタンをクリックして、ここでイメージファイルの保存先(空き容量700MB以上の適当に好きな場所を指定)とファイル名(適当に好きなファイル名を)を設定し「OK」ボタンをクリック

高度な設定
CCCD(コピーコントロールCD)の場合
CCCDなど強力なコピーガードのあるCDをリッピングする時には、「高度な設定」にチェックを入れて「正しいTOCとギャップ情報の取得」と「エラーの無視」の2つにチェックを。

セッションモードについて
モードの使い分け
シングルセッションモードは主に音楽CDで利用。それ以外のプロテクトのかかったソフトやSafeDisc系などのバックアップには、マルチセッションモードがオススメです。

高度な設定/詳細ガイド
CDイメージ作成時/読み込みの場合
正しいTOCとギャップ情報の取得
サブチャンネルを解析し正しいトラックとギャップの位置情報を取得する事により、より正確なコピーが可能となります。 CCCD複雑な仕組みのCDなどの場合には特にチェックを入れておくと良いでしょう。
プリギャップ解析
曲間の無音時間などの解析
エラーの無視
読み込み時にエラーを無視して全て読み込みを行うモード破損した(傷など)CDやコピーガード(エラーセクタ)の含まれるCDなどの読み込み時に有効
エラーの高速スキップ(EDC無視&リトライ無し)
EDCエラーチェックの無視。読み込みエラー時の再読み込みを無効化 SafeDisc?などのCDソフトでバッドセクタをスキップするのに有効
バーストエラーの高速スキップ
バーストエラー時の読み込み作業のスキップ
CDDAの左右チャンネル入れ替え
左右のサウンド音の入れ替え機能 (右側の音を左から、左側の音を右から・・逆にしたい場合に利用)
CDDA読み込みコマンドの自動検出
音楽データを正常に読み込む為にもここは必ずチェックを入れておきましょう。

プロテクトCDのバックアップの推薦設定
マルチセッションモード
SafeDisc ver.1系 / SafeDisc ver.2.0〜2.7 , RingProtect 推薦設定

SafeDisc ver.2.8 推薦設定

シングルセッションモード
CCCD/コピーコントロールCD 推薦設定

CDへの書き込み
ブランクディスク(空のCD-Rなど)に差し替え
書き込み速度の設定:好みで1倍〜48倍/最高速度を設定
「高度な設定」ボタンをクリックし、好みの設定にチェックを入れて「OK」ボタンで書き込み開始

高度な設定/詳細ガイド
ここでの高度な設定項目は、すべてチェックのままでも特に問題ありません。
不要な箇所があれば、個別にチェックを外すと良いでしょう。
レーザー出力の最適化を行う(Power Calibration)
書き込む時のレーザー出力の最適化機能。 書き込みエラーが出やすい場合にはチェックを入れておくと良いでしょう。
バッファ・アンダーラン防止機能を使用する
バッファ・アンダーラン防止機能の有・無。 データの書き込時にドライブへのデータ転送が 書き込み速度に追いつかず書き込みが失敗してしまうエラーを防ぐ機能。念の為、チェックを入れておくと良いでしょう。
終了時にディスクを排出する
書き込み終了後に自動的にディスクトレーを開く機能です。
ドライブがCD-R互換かどうか調べる
使用しているドライブがリード(読み込みのみ)ではなく、CD-R書き込みが可能なドライブかどうかをチェックする機能。
ライティングコマンドの自動検出
ライティングコマンドの自動チェック。通常はチェックを入れます。

音楽CDの作成
「CDのマスタリング、又はイメージのマスタリングを行います。」を選択します。
「トラックリスト」タブを開きます。
ドラッグアンドドロップか、メニューバーの「トラック(T)」―「音楽トラックの挿入(A)」で登録します。
左下の表示で書き込める時間の確認ができます。左の表示時間が右の表示時間を越えないようにします。
再生順を設定するには、トラックを選択して「順位を上げる」「順位を下げる」で並び替えます。
「CDへ書き込み」をクリックします。
「MP3」「WMA」等には対応していません。先に「WEAVEファイル」に変換をしておいて下さい。

「書き込み速度」は遅いほうが書き込み品質は良いといわれていましたが、最近の環境では必ずしもそうでは無いようです。
とりあえずメディアの最高速で書き込んでみてください。



音楽CDのコピー
CD Manipulatorが起動したら「CDを複製します。一度イメージを作成してから書き込みます。」をクリックします。

「高度な設定」にチェックすると、右のオプションが表示されて選択可能になります。上図のようにチェックをしておくと良いと思います。
イメージファイルの保存場所を指定するために「検索」をクリックします。

一旦イメージファイルを作成するために、そのファイルの名前と保存場所を指定します。
「ファイル名」は適当で構いません。

「イメージファイル(cue .cdm)」の保存場所と、ファイル名を確認して「OK」

CDから読み込み中です。

読み込みが終了して、イメージファイルとキューシートが作成されました。
「 .img」が音楽データのイメージファイルで、「 .cue」がトラックの再生時間等の情報が書かれたファイルです。

コピー元の音楽CDを取り出し、ブランクCD-Rをドライブに入れて、「OK」を押してCDに書き込みます。

CDに書き込み中です。これが終われば終了です。
