VolumioミュージックサーバをAlexaと連携する2023年Ver

アレクサ君よりメディアサーバーから「デバイスに接続できません。」とあったのですが、めんどくさかったので放置してましたが、そろそろ直さないと・・・・

以前、上げていたVolumioとAlexaとの連携で新たにボリュームの調整も効くようになったので2023年の最新版としてメモります。

参考になったWEBは以下です。非常に感謝しています。

https://qiita.com/iona-emeria/items/5fe16420504b7efc202f

SSHを設定する

今回のNode-REDの設定ではSSHを使うらしいので、関係あるか?不明ですが、以下のURLの設定を変更します。

http://volumio.local/dev/

を入力して、以下の赤枠「ENABLE」を選択してTeraTerm等でSSHできるように設定をします。

Node-REDをインストイールする

以前、実施していたのは以下のURLでしたが、場所が変わったようです。<--これは実施しない。

# bash <(curl -sL https://raw.githubusercontent.com/node-red/raspbian-deb-package/master/resources/update-nodejs-and-nodered)

こちらをroot権限で実施します。

$sudo su

# bash <(curl -sL https://raw.githubusercontent.com/node-red/linux-installers/master/deb/update-nodejs-and-nodered)

大体の箇所は「y」を選択します。

Are you really sure you want to do this ? (y/N)( 本当にこれを実施しても大丈夫ですか? [y/N] ?) y

Would you like to install the Pi-specific nodes ? (y/N) (ラズパイ固有のノードをインストールしてもいいですか? [y/N]?) y

Would you like to install the Pi-specific nodes ?(スペシャルなノードいれますか?)
標準的なNode-REDの導入なので「n」で

? Settings file ‣ /home/pi/.node-red/settings.jsでそのままENTER

? That file already exists. Are you sure you want to overwrite it? (そのファイルは既に存在しています。上書きしますか?)   Yes

? Do you want to setup user security? (ユーザセキュリティを設定しますか?)  Yes  <--ログイン画面が表示されるようになる。

Node-REDにログインするUsernameとPasswordの入力画面があるのでそれは入力後に覚えておきましょう。

? User permissions  full accessを選択

? Add another user?  Noを選択

? Do you want to enable the Projects feature?  Noを選択

インストール途中の画像を取り忘れたため、これが全てか?わかりません「y/n」の選択箇所がいくつか?でてきましたが不明です。(汗

インストール途中でエラーを吐いている所もあったようですが、無事インストールが完了しました。

インストールが完了したら、自動起動するように設定を記述します。

# sudo systemctl enable nodered.service

Node-REDを起動します。

# node-red-start

Node-RED Alexa Home Skill Bridgeで設定をする。

https://alexa-node-red.bm.hardill.me.uk/login

上記でアカウントがなければ作成する。あれはログインする。

「edit」を選択して以下のように設定をし、一番下にある「OK」を選択します。

「OK」を選択した後の設定完了された画面

AlexaアプリにNode-REDを入れる。

入れてない方は前回の記事を参考に入れてください。

今回はバージョアップだったため割愛させていただきます。

Node-REDのフロチャート作成

PCのブラウザでNode-REDフロチャートページを開きます。

http://192.168.*.*:1880 <– VoluminのIP

ログイン画面が出てきます。

インストール時に入力したIDとPASSを入力してログインする。

詳しい作成方法は、以前の記事を参考にしながら進めてください。

画面右上にある三本線(「三」)を選択すると「パレットの管理」があるのでそれを選択します。

「ノードを追加」タブを選択して以下のノードを追加します。

「node-red-contrib-alexa-home-skill」

「node-red-contrib-ssh-coco」

上記2つのノードを追加します。

追加できたら「閉じる」で閉じて部品を配置していきます。

まっさらな状態で左側より部品を配置していきます。

先ほど、追加したノード2つがしっかりインストールされていると、以下の部品が出てきます。

まずは、「alexa」の「alexa-home」をつまんで配置します。

※画像はすでに全部配置しています。

ダブルクリックすると「プロパティ」が出てくるので、「Account」の所に「Node-RED Alexa Home Skill Bridge」で設定したIDとPASSを入力します。

いったん、「完了」を選択して、再度開きなおすと「Device」のところに「Node-RED Alexa Home Skill Bridge」で設定した名前がでてくるので、それを選択し「完了」を選択します。

そうすると部品上の名前が「メディアサーバー」(設定した名前)になります。

「機能」の「switch」を選択して、配置後、ダブルクリックしたプロパティから以下のように記述します。

項目の追加は下に「+追加」で増やせます。

「機能」の「change」を選択して、配置後、ダブルクリックしたプロパティから以下のように記述します。

画像左側 オン:再生     画像右側  オフ:停止

再生から途中で再開したい場合は「stop」ではなく「pause」のほうが良いかもしれません。

画像左側 最小:前のトラック     画像右側  40%:次のトラック

画像左側 40%:音量-5%     画像右側  60%:音量+5%

画像左側 80%:音量20%     画像右側  最大:音量40%

「入力」から「ssh-cliant-v2」を選択して、配置後、ダブルクリックしたプロパティから以下のように記述します。

この同じ部品の設定は同じ設定となります。

「Hostname」でvolumioのIPアドレスを入力します。

「Username」と「Password」は「volumio」 <--デフォルトで使っている方(SSHでログオンするのと一緒ね)

「最小:前のトラック」の所は「ssh client」が2つありますが、前のトラックに戻る際に今演奏しているものを戻してから、さらに1つ前に戻すため、2つの動作で「前のトラック」へ戻る動作として必要になるようです。

すべての線をつなぎます。

左側の部品から〇をクリックしながら部品同士を全箇所つないでいきます。

今の段階で部品の下に「■conected」がないと思います。

この状態でWEBを離れると次にログオンしたときには部品がなくなって、まっさらになってます。

デブロイをします。

右上の「デブロイ」から「全て」を選択します。

「デブロイ」を選択します。

※上記の「全て」を選んだだけではダメで「デブロイ」を押して初めて設定できます。

無事デブロイが完了すると部品に「■conected」が表示されます。

errorの場合は何か?問題があると思います。

デブロイが完了するとブロック図は保存されて次回、ログイン時にも、そのまま表示されます。

もし、以前の設定が入っていて音量等の項目の追加を行いたい場合はスマホでalxaアプリから「シーンの検出」を実行すると

デバイスの中に項目が増えます。

デバイスに項目が増えたら定型アクションで音量等を追加しましょう。

設定した定型アクションです

アレクサ、メディアサーバー止めて

アレクサ、メディアサーバー付けて

アレクサ、音量上げて  ※アクションでパーセントを60に設定

アレクサ、音量下げて  ※アクションでパーセントを40に設定

アレクサ、次の曲にして  ※アクションでパーセントを20に設定

アレクサ、前の曲にして  ※アクションでパーセントを10に設定

ブロック図を保存する

作成途中とか、エラーで前に進めないときに一時保存する際は、この方法で良いと思います。

「書き出し」を選択します。

「ローカル」から「flows.json」を選択して「ライブラリに書き出し」を選択して保存します。

戻しは「読み込み」から

音楽ファイルをスキャンする場合

「データベースをアップデート」「再スキャン」の違いです。

データベースをアップデート・・・変更があった部分のみアップデートする。

再スキャン・・・全体を再読み込みする。

アルバムのカバーアート画像は「cover.jpg」か「Folder.jpg」で保存して同フォルダへ

※pngでも同じ

Volumioのコマンド

https://volumio.github.io/docs/API/Command_Line_Client.html

[[PLAYBACK STATUS]]

status Gives Playback status information
volume Gives Current Volume Information
volume<desired volume> Sets Volume at desired level 0-100
volume mute Mutes
volume unmute Unmutes
volume plus Increases Volume of one step
volume minus Decreases Volume of one step
volume toggle Toggles between mute and unmute
seek plus Forwards 10 seconds in the song
seek minus Backwards 10 seconds in the song
seek<seconds> Plays song from selected time
repeat Toggles repetition of queue
random Toggles randomization of queue

[[PLAYBACK CONTROL]]

play Play
pause Pause
next Next track
previous Previous track
stop Stop
clear Clear current queue
toggle Toggles between play and pause

[[VOLUMIO SERVICE CONTROL]]

vstart Starts Volumio Service
vstop Stops Volumio Service
vrestart Restarts Volumio Service

[[VOLUMIO DEVELOPMENT]]

pull Pulls latest github status on master from https://github.com/volumio/Volumio2.git
pull -b <branch> Pulls branch from https://github.com/volumio/Volumio2.git
pull -b <branch><repository> Pulls branch from git repository
dev Start Volumio in develpment mode, with Nodemon and Remote Debugger
kernelsource Gets Current Kernel source (Raspberry PI only)
plugin init Creates a new plugin
plugin refresh updates plugin in the system
plugin package compresses the plugin
plugin publish publishes the plugin on git
plugin install installs the plugin locally
plugin update updates the plugin
logdump <description> dump logs to $LOGDUMP instead of uploading

[[VOLUMIO UPDATER]]

updater forceupdate Updates to latest version
updater factory Restores factory version and wipes all user data
updater userdata Wipes all user data
updater testmode Enables or disables Test mode, allowing to receive beta builds
updater cleanupdate Updates to latest version and cleans user data, allowing a start like a newly flashed image
updater restorevolumio Delete all manually edited files from /volumio folder, restoring a pristine volumio core system

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