コールマンの「286A」購入したのは、20年以上も前になります。
キャンプの時くらいしか使わないので、まだまだ現役です。(笑
しかし、経年劣化には耐えられなく、キャンプに行ったときに故障が発覚しました。
故障の状況は、ホワイトガソリンを入れてポンプでポンピングをするのですがポンプがスカスカで加圧することができませんでした(涙
という事でキャンプ時には使えなかった訳ですが、それを今回、修理したいと思います。

修理
下画像の加圧するポンプすぐのプラスチックを回すとポンプノブを取ることができます。
以前、外したことがあったので今回は手で回りました。
当然、作業前はタンク内のホワイトガソリンは抜いておきましょう。
逆時計周りでポンプのロックは外しておきましょう。

外したポンプノブです。
ポンプカップ(ゴム)を外した状態です。
この外したポンプカップを新品へ交換します。

左が加圧できなくなったポンプカップです。右が新品です。
右側新品の方はふちのゴムが少し斜めになっているの対して古いものはちょっと角度が真っすぐ戻っているような感じがします。また、つぶすと古い方はゴムの弾力性が弱くなっており固くなってました。
これを代えて元に戻したら、しっかりとポンピングで加圧ができるようになりました。
こんなちょっとの違いでポンピングによる加圧ができなくなるなんて・・・・
意外にデリケートなものですね。

構造



マントル


2023.10.20現在 \480円 コールマン マントル(21A型)2枚入り 21A102J
マントルを交換する際、火を付けて一度、燃やします。燃やすことでマントルを固形物にする物質「硝酸塩」が熱で化学反応を起こしたことでマントルの形ちの固形物に変化するそうです。
わざわざ空焼きするのは発光体以外の余分なものを取り除く作業です。
空焼きをせずに火をつけても燃えますが、その場合はマントルが綺麗に整形できず、壊れやすくなってしまいます。
面白い現象ですね。

火をつけて完成した固形物(空焼きしたマントル)には発光体となる物質が含まれているそうです。その物質がランタンのガスやガソリンによってつくられる炎の熱に反応することで光り輝くという事らしいです。
光る仕組みとしてマントルの中にガスを溜め、それを燃焼させることで発熱し、発光しています。
発光しているのは中のガスではなく、あくまでもマントル本体が発光しています。
着装方法は、白い紐をマントルをガスの噴出口に縛って結びつけます。
指でシワを伸ばし、形を整えます。
燃やした時の形でマントルは残るので、形が悪いと壊れやすくなります。
紐は縛ったら短くカットします。
そして下の方から空焼きをします。

ジェネレーター
2023.10.20現在 \2,180円 コールマン ジェネレーター#286A・288A 288-5891
ホヤの中心にある棒です。
下のタンクからの燃料を液体から気体へと気化させてくれる物です。長く使用するとジェネレータ内部が汚れてしまい、綺麗に光らなくなってしまいま。光量がなんか?落ちたなと思ったら、洗浄するか新品に交換します。

以下の症状があれば清掃した方が良いみたいです。
1 ジェネレーターからシューシュー音はするけど燃焼しない
2 着火するけど、いつまで経っても火だるまのまま
3 燃焼はするけど、いくらポンピングしても火力が弱い


ポンプノブ
2023.10.20現在 \810円 Coleman(コールマン) 216-1091 ポンプカップ
ロックされているノブを逆時計回りに数回、回して穴を塞ぎつつポンピングをしてタンク内を加圧する物です。
これによりジェネレータにて気化させることができます。
このポンブノブの先にポンプカップというゴムが付いています。これが下手ると、今回のように加圧ができなくなります。

ガラスグローブ
耐熱ガラスのものですが、すでに2個割ってます(笑
結構、もろいので移動など、取り扱いには十分に注意しましょう。

今回の修理で既に割れているホヤグローブを交換します。
名前に惚れて「【鬼軍曹デザイン入り】ホヤ・グローブ」を購入しました。(大爆笑
¥1410です。

上記商品です。
「コールマン#286,#288,#282,#285,#214,#335,#321A,#325等 コールマン交換用ガラスホヤ」
直径約110mm、高さ約120mmです。 高さが5㎜ほどオリジナルのホヤよりも長くなっています。
追記:付け心地は、多少、高いですが、高さ的にはまったく誤差範囲で高くなくケースにも収まります。
純正のホヤはガラスの厚みが2mmくらいですが、鬼軍曹は2.8mmの厚みがり、純正より割
れにくいかと思います。
次、使うときが楽しみです。
その他
リュブリカント
ポンピングノブにつかう潤滑油です。
使い方はポンプカップに直接つけたり、ポンプノブの所に穴がありますが、そこに入れたりして使います。

フューエルファネル
タンクにホワイトガソリンをこぼさずに直接入れるのは難しいです。
このフューエルファンネルを使えば割とこぼさずにいれることができます。
