Insta360GOを試してみた

ランニングをしている時などに走っている風景を取りたいと思ったことは無いでしょうか?

WEBを探していて面白いものを発見したのがこれです。

小さいので余り目立たず、シンバル機能のような手振れ補正もあるので映像ブレも少ない親指程度の小型カメラは画期的です。

特徴

  • レンズ:F2.1
  • イメージセンサー:1/2.74インチ
  • 焦点距離:50cm
  • 手ブレ補正:FlowState (6軸ジャイロスコープ)
  • 充電時間:Goは約20分間 充電ケースは約1時間
  • 作動時間:1日約200クリップの撮影ができる (平均1クリップ ~20秒)

下に、このカメラで感じたメリット、デメリットを書いてみます。

メリット

・小さいのでカメラで撮っているを気付きにくい

・胸や帽子に装着できて軽いため付けているのを忘れる

・短編の動画が直ぐに撮れる(名前の通りInstagramなどに向いているのかも)

・ジンバル機能のような補正機能があるので走っていてもブレが少ない

デメリット

・本体バッテリーがカナリ熱くなる

・本体やアプリの操作方法が分かりづらい

・30分以上の動画が撮影できない

・アプリの編集機能があるがAndroid端末では現在、使い物にならない

・2万くらいするので少し高い(笑

  

付属品等

開封した時の画像です。


上記画像を拡大しました。

 

アプリケーション

アプリは説明書の中にあるQRコードからダウンロードしてインストールします。

最初にアカウントの登録があります。SNSでの認証もできます。

 

📷マーク

本体を取り付けた充電ケースに付属のUSB変換ケーブルを繋げて接続します。

下の画像のような接続になります。

 


その後、アプリから真ん中下の📷マークを選択すると接続に入りカメラ本体の設定を変更することができます。


「Bluetoothコントロール」ボタンを押します。

「接続されました」などの表示がでれば問題なく接続されています。


Androidアプリでは初回接続で下のようなダイヤログが出てくることがありますが、すぐにダイヤログがクリックもさせてくれずに隠れてしまったりするので何度かチャレンジしてクリックしました。(クリックできていたのか?不明

プログラムを組める人ならわかると思いますが「null」とか出てきているので、多分バグです。

通常この「null」に適当な文字がはいると思いますが、作りこみが甘い・・・・

アルバム

無事、認識されると「アルバム」項目で以下のような画像の状態となります。

ケースマークに「✅」が付いていれば認識している状態です。

隣のInsta360goの本体のようなマークは本体の充電状況です。

緑色は充電満タンです。

購入当初は「アルバム」項目の「ローカル」にも「カメラ」にも何もないと思います。


最初はこのように、まだ自分で撮影していないのでコンテンツはありません。

映像を撮影するとここに表示されます。表示された動画は「カメラ」の内部にある動画なので「3つの線✓」の所を選択するとスマホ側にダウンロードでき、「ローカル」に保存できます。

iphoneだと、映像が「カメラ」入っている状態で、その映像を色々と「ストーリーズ」項目で編集できるみたいですがAndroidはアプリの現在状況ではできないみたいです。

今後のバージョアップに期待しましょう。


接続で以下の画像のアイコン状態(赤い×)ですと接続できていません。

接続ができないと設定の項目で「ボタン設定」など各種設定ができません。

もし接続できない場合Bluetoothが検索できるようになるInsta360 GOのスイッチを約3秒間、押し続けるとできるようです。

ストーリーズ

撮影すると「ストーリーズ」項目で映像の速度を変えたり、文字を付けたりとインスタにアップするような簡易的な映像処理をすることができます。

但し、Androidスマホの場合、このアプリの作りが不完全なので今のところ、iphoneに比べてできないことが多いみたいです。

ま~ここで出来なくてもパソコンに落として加工すればいいので、私としては関係ないかも・・・・

設定

「設定」項目です。

しっかりとカメラが認識できていると「ボタン設定」等が設定できるようになります。

ファームウェアのバージョアップを行うことにより「ちらつき防止」の機能が付加されます。


最初にInsta360goを購入後、スマホにアプリを入れて、この「設定」項目を確認すると「Insta360について」の項目に赤丸が付いています。これは更新が有ることを表しているようです。

「Insta360について」を選択します。


「ファームウェアバージョン」に赤丸が付いています。

これを選択するとバージョアップへ進めます。

その前に、バッテリーをしっかりと充電して置きましょう。

私の環境では、選択後、予想もしない状態に陥ります・・・・(汗


「アップグレード」を選択するとファームウェアのアップグレードが開始されます。


この後、本来なら下のような画像になって完了するらしいのですが、「インストール中」で取り外さないで下さいのようなメッセージのまま、5分以上経っても反応がありません。

※画像お借りしました。

それだけなら良いのですが、カメラ本体が異常に熱くなり、スマホのアプリも固まった状態となってしまいました。

ファームウェアのアップデートで固まると・・・・うまくカメラ本体に書き込みできていないんじゃないか?(汗

ファームウェア書き込みに失敗すると全く動かないガラクタになるんじゃないか?

と一瞬頭をよぎりました。

カメラ本体が異常に熱いので、これはただ事ではない・・・

まず、スマホ本体のアプリを強制終了させました。

その後カメラの充電ケースやカメラを外してボタンを押してみますが、LED表示が青色で固まったまま消えません。(汗;;;

最終手段でカメラ本体の裏ボタンを20秒ほど長押しすると強制終了できるようなので長押し!で、ようやくLEDランプが消えて発熱も治まりました。

恐る恐る起動確認のため、カメラ本体の裏ボタンを1回押すとしっかりと機能しているようです。15秒後ブルブルって終わりをしらせるバイブも機能しました。


再度、スマホのアプリを立ち上げてファームウァの確認をしました。

WEB上で確認できる最新のファームウェアバージョンになっていました。

畜生!驚かせやがって!!!

着装方法

カメラをどこか?に付けるのですが、走る場合に一番いいのはこの帽子です。走る際に一番手振れが少ない撮影ができます。

付属のソケットに磁石で本体をくっつけます。ソケットは帽子の調節ベルトの上から挟み込むように付けます。裏側にゴムもあり付けていて特に気になりません。

これの方が撮影していて目立たないので良好です。


胸も歩く分には問題ないみたいですが、走ると手振れがでます。

付属品でネックレスに金属プレートがぶら下がっているものが入っています。これを使ってシャツを挟んで磁石にて本体をくっつけます。

ウルトラマンのようになりますね。(笑

因みに、着装するときにカメラを縦や横にしてもカメラでしっかり認識して縦横を真っすぐに見れるよう補正してくれるようです。


他にもこのように固定して撮影ができます。

タイムラプス動画での撮影で使えそうです。

インターバル撮影は最大7日間撮影できるみたいなので、その時に使う設置方法と思われます。

カメラ操作方法

  • 容量:8GB(空き容量6.6GB)
  • 静止画:約3,600枚(1.8MB/1枚)
  • 動画:約22分(300MB/1分)

状態インジケーターの状態

状態インジケーターカメラの状態
白色作動状態(非充電)
赤色充電中(カメラの電源オフ時)
消灯充電完了(カメラの電源オフ時)
青色インジケーターが高速で3回点滅空き容量不足
青色インジケーターがゆっくりと点滅
※固まった場合は青色点灯のまま
ファームウェア更新中
赤色インジケーターが 3 回点滅バッテリー残量低下
黄色で高速に 3 回点滅し、同時に振動Insta360GOの温度が上限に達しています

アクションボタンの動作

アクションボタンは各アクセサリーに取り付けた後、レンズがある表面から押して裏側のアクションボタンを動作させる作りです。

撮影は通常動画だけでなく、写真、ハイパーラプス、スローモーション撮影などの機能があります。

撮影モードは大きく分けてカメラ本体の電源状態で電源OFFの状態からできるクイック撮影モードと電源ONにしてから押す回数でモード決定する撮影モードがあります。

電源OFF状態

・標準動画(電源OFFからクイック撮影モード)

録画時間は15秒、30秒、60秒が選択可能

電源OFFの状態からアクションボタンを1回押すとバイブの短い振動で撮影を録画時間に応じて撮影されます。

録画終了時には長めにバイブが振動して自動的に電源が切れます。

 

電源ON状態

・写真撮影(電源ONから)

いわゆる写真を撮ります。

アクションボタンを長めに押して電源をONにするとバイブが2回振動します。

※そのままの状態ですと30秒後に自動的に電源が切れます

アクションボタンを1回押すとバイブが短く振動し白色LEDが3回点滅して写真を撮影します。

・ハイパーラプス動画(電源ONから)

手振れ補正がるので長めの撮影で走ったり、歩いたりする撮影に向いています。

録画時間は0.2秒間隔で撮影5fpsで再生は30fpsです。

30秒,1分,2分,5分,10分,15分,30分で撮影ができます。

アクションボタンを長めに押して電源をONにするとバイブが2回振動します。

※そのままの状態ですと30秒後に自動的に電源が切れます

アクションボタンを2回押すとバイブが2回、短く振動し白色LEDが速く点滅して撮影が開始されます。

撮影時間が経過すると長めにバイブが振動して自動的に電源が切れます。

早めに終了したい場合はアクションボタンを3秒押すと電源が切れます。

・スローモーション動画(電源ONから)

瞬間をゆっくり見たい場合に向いています。

15秒,30秒で撮影ができます。

アクションボタンを長めに押して電源をONにするとバイブが2回振動します。

※そのままの状態ですと30秒後に自動的に電源が切れます

アクションボタンを3回押すとバイブが3回、短く振動し白色LEDがゆっくり点滅して撮影が開始されます。

撮影時間が経過すると自動的に電源が切れます。

早めに終了したい場合はアクションボタンを3秒押すと電源が切れます。

Bluetoothでの撮影動作

ここが最大にややこしいところです。カメラ単体での撮影とスマホを使って行える撮影では出来る項目が変わってきます。

さて、操作方法ですがカメラを認識させるため「Bluetoothコントロール」ボタンを押します。

「接続されました」などの表示がでれば問題なく接続されています。


上記の操作を行うと以下の画像のような表示となります。

撮影方法をスワイプすることで「ビデオ」「写真」「タイムラプス」の撮影画面に移動できます。

 ※画像お借りしました。

・ビデオ

スマホから操作するやり方ですと、

標準動画、インターバル動画、スローモーション動画の3つのモード撮影ができます。

標準動画

録画時間:15秒、30秒、1分、5分(FPVモード)

※FPVとはInsta360 GOのドローンの撮影モードで「First Person View」の略で「一人称視点」とのことです。

インターバル動画

カメラが一定間隔で普通動画(特に早回しとかでもない)を撮影してくれます。

例えば2分に1回15秒の撮影を1時間自動的に行う事ができるモードです。

15秒の動画を計30本撮影してくれます。

飲み会でみんなの楽しんでいる姿を自動的に撮影させるよな使い方かな!?

インターバル撮影:1分、2分、3、4分、5分、10分、30分、1時間、12時間、24時間

録画時間:2分、4分、10分、20分、30分、1時間

動画当たり:15秒、30秒

スローモーション動画

録画時間:15秒、30秒

写真

スマホからのやり方ですとタイマーを使った撮影ができます。。

タイマー:オフ、3秒、5秒、10秒、15秒、20秒、30秒、45秒、60秒

・タイムラプス

スマホから操作するやり方ですと、ハイパーラプス動画、タイムラプス動画の2つのモード撮影ができます。

ハイパーラプス動画

手振れ補正ができるので歩いたり走ったりで使えるモードです。

早回し動画が撮影できます。

録画時間:30秒、1分、2分、5分、10分、15分、30分

タイムラプス動画

手振れ補正が効かないので固定した使い方で使用を想定しています。

早回し動画を長時間撮影できます。

インターバル撮影:15秒、20秒、30秒、1分、2分

録画時間:10分、15分、30分、45分、1時間

充電ケース

バッテリーインジケーターの色充電ケースのバッテリー残量
緑色バッテリー残量 80%以上
黄色バッテリー残量 20%以上 80%未満
赤色バッテリー残量 20%未満

ボタンを押すと現在のバッテリー状態を確認できます。

感 想

良い点として、軽くて帽子に付けていてまったく気にならないのがGOODです。

また、撮影中、他の人が見ても撮影している感がないのも良い点だと思います。

映像についてもブレが少ない映像がジンバル機器もなく撮影できるのはスゴイです。

悪い点としては、他の口コミでもありましたが、撮影できているのかが分かりにくいことでしょうか。

また、内蔵バッテリーの容量にもよるのでしょか、撮影できる時間が短いためiSteady Xみたいに長時間での早送りでない普通の映像を取ることができない点です。

insta360goと言うくらいですからInstaに特化した物と捉えてしまえば、最強かも知れません。

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