ExcelVBAでPDF変換をボタンで実行する

Excelシートで「PDF作成」ボタンを配置してボタンを押すだけで、日付付きのPDFファイルが同じフォルダ内に生成されるようにします。

「開発」のタブが表示された状態から始めます。

※「開発」タブは「Excelのオプション」の「リボンのユーザ設定」に「開発」のタブを追加します。

「開発」タブから「挿入」→「ActiveXコントロール」の「ボタン」を選択します。


ボタンの「プロパティ」を編集します。

「ボタン」を右クリックして「プロパティ」を選択します。

※ボタンがアクティブにならない場合は「デザインモード」を選択するとボタンがアクティブになります。

  • (オブジェクト名)をPDF
  • CaptionをPDF作成 又は PDF変換 (これがボタン名になる)
  • PrintObjectをFalse

変更後の「プロパティ」を閉じるには右上の「×」を選択する。


VBAを記述します。

「ボタン」上で右クリックして「コードの表示」を選択します。


VBAが開いたら、ボタンの「Private SUB PDF_Click()」~「End Sub」までの間にコードを入力します。

Private Sub PDF_Click()

Dim MyName As String

MyName = ThisWorkbook.Path & _
“\●●表” & “(” & Format(Now, “yyyy.mm.dd”) & “)”

ActiveSheet.ExportAsFixedFormat _
Type:=xlTypePDF, _
Filename:=MyName

End Sub


「上書き保存」して閉じましょう。


ファイルをVBAが動くようにファイル形式を変換します。

拡張子を「xlsm」にします。


動かしてみましょう。

「デザインモード」を切ってあげると「PDF作成」ボタンが動くようになります。

「PDF作成」をクリック!!

※ここで動かない場合は、Excelのセキュリティ設定でマクロが無効化されているかもしれません。


このエクセルファイルを保存した場所に「●●表(****.**.**).pdf」ができあがります。

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