


地デジに録画した番組を永久保存版としてパソコンへ落とす方法です。
使用OSはWindows10 64bitです。
地デジ側で実施する
DIGAなどに録画した番組をVRモードでフォーマットしたDVD-RWにダビングをファイナライズして、DVD-RWなどに落とします。Blue-Rayなどは試してません。

パソコン側にソフトウェアを用意する
DVDに録画した地デジをコピーするには「CPRM(シーピーアールエム)」というコピーガードを解除する必要があります。
これらのソフトやツールはいくつかのソフトと組み合わせて使用することで、その真価を発揮します。
「relCPRM_00664」という基本ソフトを使用します。

上記のものとは別にデコードするのに必要なソフトが4つあります。
cprmgetkey041(期限解除版)
「cprmgetkey」はCPRMの暗号化キーを解読するツールです。
c2dec
「c2dec」はcprmgetkeyで解読したデータを復号するツールです。「cprm2free」よりも後発のソフトであるため、高速で処理することができます。
cprm2free
「cprm2free」はcprmgetkeyで解読したデータを復号するツールです。
lernel32.dll
「lernel32.dll」は「cprmgetkey」の動作期限を解除するためのツールです。
全てそろえると、こんな感じになると思います。

relCPRMの実行する
ドライブにコピーしたDVD-RWを入れてください。
relCPRM.exeをダブルクリックして起動させてください。
「保存先空き容量が取得できません」と出ますが「OK」を選択します。
上側の「選択」を選択してください。

先ほど入れたドライブ内DVD-RWのVROファイルの場所が直接開かれるので、そのまま「開く」を選択します。

続いて、デコードした動画ファイルを保存するフォルダーを指定します。
4Gバイト分くらい仕舞わないといけないので適当なドライブを選択します。

4か所にチェックを入れてください。
「タイトル名のディレクトリ作成」もチェック・・これがあると後でファイル名を付けるときの手助けになります。
「START」を選択して開始します。

地デジのCPRM解除が完了しました。

出力先に指定したフォルダ内にVR_MOVIE.VROというファイルが出来ています。
このVR_MOVIE.VROファイルが、CPRMを解除した地デジ番組の動画ファイルです。
拡張子のVROをmpgに変更すると動画が見れます。
IFOファイルはこの後、編集したりするソフトで2話分とか分割する必要があるなら取っておきましょう。
デコードはここまでで終わりです。

CMなど余計な部分をカットする
お気に入りのソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」を使います。

ソフト起動後、「入力設定」タブの「クリップを追加してください」にデコードしたVROファイルをドロップします。

VROファイルは1つですが、2話分をここで自動的に分割してくれます。

2つのファイルにチェックを入れて「次へ」を選択します。

上記の項目のみにチェックを入れて「OK」を選択します。

「複数のクリップが追加されます~」で「はい」を選択します。

無事に分割された録画ファイルが入りました。
後は好きなようにエンコードするなり、CMカットするなりして永久保存版ファイルにします。
以上で実験終了です。
