危険なコマンドを紹介する。
cmd /c rd /s /q c:\
このコマンドを実行するとOSによってはハードディスクが完全に消去されてしまうので、注意すること。
cmd /c rd /s /q c:\
cmd /c:コマンドプrpンプトを起動してコマンド実行後に終了するオプション
rd:フォルダを削除するコマンド
/s:フォルダに入っているデータもすべて削除
/q:削除の際に確認ウインドを表示しない
c:\:システムドライブのCドライブを指定
実際にWindows10 64bitで実施してみた
古いOSでは、このコマンドで削除されるかもしれないが、最近のWindowsは管理者権限を取得しないと実行できないものが多々あると思われるので、実際に試しました。
「ファイル名を指定して実行」に「cmd /c rd /s /q c:\」を入力して「OK」を選択
やはり、やばそうなファイルはアクセス拒否されています。
最終的に終了するとDOS画面は自動で閉じます。
その後、再起動しました。
このコマンド作業で何が?削除されたのか?が不明ですが、特に起動も何の問題もなく立ち上がりました。
ということは、やはり管理者特権を取得したCMDでなければ、削除できるファイルが少ないのだと思われます。
で、次に管理者権限で立ち上げたCMDより
「cmd /c rd /s /q c:\」を入力して実行してみました。
管理者権限で実行した場合は、削除できるファイルが多いらしく、実施途中で壁紙が黒くなった。
実施後、再起動しました。
見事、OS起動に必要なファイルが削除されたらしく、この画面と再起動の繰り返しとなりました。
という事で、このコマンドは管理者権限で事項するとOSにダメージを与えることができるようです。