
Synologyは台湾のメーカーで主にNASを売っている会社です。
サーバーを組み上げてNASを構築するには、LinixOSを入れたりと、かなり難易度が高いですが、このSynologyはパッケージアイコンをクリックするだけで色々な機能のサーバーを構築することができます。
今回、「DS124」というHDDが1つしか入らないNASを選択しました。
以前はNASを構築する際はHDDが2、3個入るものを買ったりしていましたが、毎日使うデータは以外にそれほど無いのと、複数のHDDが入るタイプのNASですと値段もそこそこ高いですし日々の消費電力も上がるのでとっても経済的な「DS124」にしました。
バックアップはどうするの?と思われる方もいると思いますが、過去にTB単位のデータを消失した経験があるので、多少のデータ消失は覚悟しています。リアルにバックアップを取っていなくても、定期的にUSBポートへHDDをつなぎバックアップを取れば事足ります。
何といってもSynology DISKSTATIONを購入しようと思ったきっかけは、以前、PHPで作成されていた「Zina」と言うミュージクサーバーを導入していたのですが、「Zina」のサポート終了に伴いOSのPHPバージョンアップで動かなくなりました。
Synology DISKSTATIONには、「Audio Station」というミュージックサーバー機能があり、同じような機能を再現できます。
これが決定打となり購入に至りました。

購入
2024年12月に¥23,618-で購入しました。
原稿時点では、既に半年運用しています。

内容的には、物凄くシンプルで写真の物しかありません。

ACアダプタが面白い構造になってまして、国によって接続口を変えて販売しているようです。
これによりアダプターを一から製造することなく出荷国の違いによるコスト削減ができているのだと思われます。
SSDを換装する

当時¥1,257-で購入しました。
HDDの場合、数TBでも安価ですが、やはりアクセスしてからのタイムラグがあるし、モーターを駆動するので電力が掛かります。
やはり、応答性や省エネ性からも、容量はすくないですが、SSDを導入しました。
上記パーツはDS124へSSDを装着するのに必要なパーツとなります。
SSDは「WD Blue SA510 SATA SSD」を搭載しました。


動作
一応後部にFANが付いている物の動作音は物凄く静かです。
また、SSDを搭載しているので、筐体からは発熱が感じられず、倒れてもHDDみたいな影響はないと思います。
このNASを一か月運用すると電気料金が「72.95円」でした。
4W ÷ 1000 × 0.85(力率) × 24H(使用時間) × 30日(使用日数) × 29.80(円/Kwh)
= 72.9504(円/月)
※最初の120kWhまで(第1段階料金) 1kWh 29円80銭