普段、家庭にあるインクジェットプリンタが印刷時に小さな目詰まりはするものの、以下のような印刷パターンになったのは、初めてなので調べてみました。
パターン印刷で目詰まりはなさそうな気がします。でも各色ブロックの半分の色が出ていないのが問題です。
これ、どこがおかしいのだろう・・・・
印字異常は、おおよそヘッドが問題とWEBに書いてあったので、とりあえず、ヤフオクでMG6230用のヘッドを探してみました。
MG6230用のヘッドは「QY6-0078」という型番の物らしいので、1000円位のものを購入して着装してみました。
ヘッド交換は意外と簡単でインクカードリッジをすべて取り外し、カードリッジの枠にある灰色の四角いツマミを持ち上げるとヘッドが外せます。
交換後の印刷パターンが以下です。その後、何度か「強力クリーニング」を掛けたら青はきちんと出るようになりましたが、印刷パターン上部の網線がしっかりでませんでした。
もし、「強力クリーニング」でも網目が出ずカスレるようなら、家にあるアルコール除菌スプレーを試してみると良いらしいです。水を使うよりも抜けがいいと書き込みがありました。
赤い所にアルコール除菌スプレーを吹き付けます。
チェックシートが映らない場合この順で行えば行けるみたいです。
(大量にインクを使うため2セットは購入して置きましょう)
ストライプカラーパターンの7色を使うと分かりやすいです。
1 単純にアルコール除菌スプレーを穴に吹き掛けて吸わせる ー> 付けて様子を見る
2 アルコール除菌スプレーを穴に入れてドライヤーでヘッド部を温める ー> 付けて様子を見る
3 タピオカストローでアルコール除菌液を吸い 穴に 息で吹き付ける ー> 付けて様子を見る
4 マッジクリンの原液をたらしタピオカストローで穴に息を吹き付ける ー> 付けて様子を見る
ヘッドの部分からインクがにじみでてきます。これを行って固まったインクを溶かして行きます。
長い箇所が黒色ビックインクの所で、残りが黒含むカラーインクの吐出する所みたいです。
ブロック半分の印刷異常についてWEBを徘徊していると気になる書き込みがありました。
インクをカードリッジより吐出する際に
ピエゾ方式(エプソン)・・・電圧を加えると体積が変化する圧電素子(ピエゾ素子)を用いてインク粒を吐出する方式
サーマル方式(Canon)・・・ヘッド部分で加熱することで管内のインクを気泡化して吹き付ける印刷方法です。 これはヒーターを使って瞬間的にあたためる方法が一般的です。 インクには熱がかかる為、熱により劣化しないインクを使用する必要があります。
と言う方法で吐出しているらしいです。
Canonはサーマル方式を使っているので、ヘッド部のヒーターが故障するとインクが吐出されなくなるらしいです。
完全に治すためには、ヘッド交換となります。ヤフオクで売っているヘッドで印刷パターンのブロックが半分しかないやつは、既にぶっ壊れていると思われます。
機種にもよるらしいのですが、Canon製のプリンタヘッドはシアンとマゼンダには2つの噴射機能が付いているため、メイン1つのヒーターが壊れても以下のように設定すれば延命できるらしいです。
延命させるには、プリンタの印刷設定で「印刷品質」を「標準」から「きれい」に設定すれば、1つの噴射機能しか使わないようなので、それで延命できるみたいです。
根本的には、中古のプリンタヘッドを買って付けなおした方が良いでしょう。
ここから分かることは、以下の印字パターンではヘッドのヒーター異常でインクが固まって吐出されずブロックの半分が機能していない事が判明しました。
この状態ですと、ヤフオクなどで中古のヘッドを購入するしかないですね。(汗