CPU-Z v1.93

パソコンのハードウェア情報を表示する定番ソフト。
プロセッサのステッピングやリビジョンの他、メモリのCASやRASの情報なども表示可能。

メモリの増設など自作をはじめ、パソコンのハードウェア追加の際には必須。

https://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html

CPU情報

【Processor】

Name:使用しているプロセッサの名称

Code Name:プロセッサ開発時のコードネーム

Package:対応しているソケット

Technology:プロセスルール

Core Voltage:コア電圧

Stepping:コアのマイナーバージョンアップのステッピングナンバー

Revision:プロセッサの改訂番号

Family:プロセッサの世代

Model:プロセッサの設計情報

Instructions:利用可能な拡張命令セット

【Clocks】

Core Speed:現在のCPUコアの動作周波数

Multiplier:CPUのコアを何倍速で動作させているか

Bus Speed:バススピード

HT Link:ハイパートランスポート(AMDのみ)

【Cache】

CPUの処理とハードディスクなど記憶装置との橋渡し的なメモリ

Cores:プロセッサのコア数

Thresds:同時に処理できるスレッド数


キャッシュの情報
Cacheとは高速化が進んでいるCPUなどの処理装置と、高速化のボトルネックと言われているハードディスクのギャップを埋めるためのメモリ。

L1(レベル1)キャッシュ・L2(レベル2)キャッシュ・L3(レベル3)キャッシュと、それぞれ搭載されているキャッシュが表示。

マザーボード・BIOS情報

【Motherboard】

Manufacture:マザーボードの製造メーカー

Model:マザーボードの品名とリビジョン

Chipset:採用しているチップセット

Southbridge:サウスブリッジの世代

LPCIO:ハードウェアのセンサーをモニタリングしているチップ

【BIOS】

Basic Input Output System

Brand:AwardやAMIなどBIOSのメーカー

Version:BIOSのバージョン

Date:おそらくBIOSの最終更新日

【Graphic Interface】

グラフィックのインターフェイス

メモリ情報

メモリの種類や容量以外は、メモリをオーバークロックしない限り、重要度は低い。

【General】全般情報

Type:メモリの種類

Channels:動作チャンネル

Size:メモリの容量

DC Mode:メモリアクセスの状態

NB Frequency:ノースブリッジの動作周波数

【Timing】メモりタイミング

DRAM Frequency:メモリの動作周波数

FSB:DRAM:???

CAS#Latency:CASレイテンシ

RAS# to CAS#Delay:RASが送信されてからCASが送信されるまでのクロック差

RAS#Precharge:RAS送信終了から次にRAS送信を開始できるようになるまでの時間

Cycle Time:RAS送信開始から送信終了までの時間

Bank Cycle Time:RAS送信から次のRAS送信までに必要な時間

SPDとはSerial Presence Detectの略。
これもメモリの情報で、各スロット毎にメモリ容量の他、メーカーや型番なども表示される。

4つあるメモリスロットのうちSlot#1を選択している状態。

グラフィック情報

【Display Device Selection】

ディスプレイデバイスの選択

【GPU】 Graphics Processing Unit

Name:使用しているビデオチップの名前

Code Name:ビデオチップのコードネーム

Technology:プロセスルール

【Clocks】

Core:GPUコアの動作周波数

Memory:GPUに搭載されているメモリの動作周波数

【Memory】

Size:GPUに搭載されているメモリ容量

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