
パソコンのハードウェア情報を表示する定番ソフト。
プロセッサのステッピングやリビジョンの他、メモリのCASやRASの情報なども表示可能。
メモリの増設など自作をはじめ、パソコンのハードウェア追加の際には必須。
https://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html
CPU情報
【Processor】
Name:使用しているプロセッサの名称
Code Name:プロセッサ開発時のコードネーム
Package:対応しているソケット
Technology:プロセスルール
Core Voltage:コア電圧
Stepping:コアのマイナーバージョンアップのステッピングナンバー
Revision:プロセッサの改訂番号
Family:プロセッサの世代
Model:プロセッサの設計情報
Instructions:利用可能な拡張命令セット
【Clocks】
Core Speed:現在のCPUコアの動作周波数
Multiplier:CPUのコアを何倍速で動作させているか
Bus Speed:バススピード
HT Link:ハイパートランスポート(AMDのみ)
【Cache】
CPUの処理とハードディスクなど記憶装置との橋渡し的なメモリ
Cores:プロセッサのコア数
Thresds:同時に処理できるスレッド数
キャッシュの情報
Cacheとは高速化が進んでいるCPUなどの処理装置と、高速化のボトルネックと言われているハードディスクのギャップを埋めるためのメモリ。
L1(レベル1)キャッシュ・L2(レベル2)キャッシュ・L3(レベル3)キャッシュと、それぞれ搭載されているキャッシュが表示。
マザーボード・BIOS情報
【Motherboard】
Manufacture:マザーボードの製造メーカー
Model:マザーボードの品名とリビジョン
Chipset:採用しているチップセット
Southbridge:サウスブリッジの世代
LPCIO:ハードウェアのセンサーをモニタリングしているチップ
【BIOS】
Basic Input Output System
Brand:AwardやAMIなどBIOSのメーカー
Version:BIOSのバージョン
Date:おそらくBIOSの最終更新日
【Graphic Interface】
グラフィックのインターフェイス
メモリ情報
メモリの種類や容量以外は、メモリをオーバークロックしない限り、重要度は低い。
【General】全般情報
Type:メモリの種類
Channels:動作チャンネル
Size:メモリの容量
DC Mode:メモリアクセスの状態
NB Frequency:ノースブリッジの動作周波数
【Timing】メモりタイミング
DRAM Frequency:メモリの動作周波数
FSB:DRAM:???
CAS#Latency:CASレイテンシ
RAS# to CAS#Delay:RASが送信されてからCASが送信されるまでのクロック差
RAS#Precharge:RAS送信終了から次にRAS送信を開始できるようになるまでの時間
Cycle Time:RAS送信開始から送信終了までの時間
Bank Cycle Time:RAS送信から次のRAS送信までに必要な時間
SPDとはSerial Presence Detectの略。
これもメモリの情報で、各スロット毎にメモリ容量の他、メーカーや型番なども表示される。
4つあるメモリスロットのうちSlot#1を選択している状態。
グラフィック情報
【Display Device Selection】
ディスプレイデバイスの選択
【GPU】 Graphics Processing Unit
Name:使用しているビデオチップの名前
Code Name:ビデオチップのコードネーム
Technology:プロセスルール
【Clocks】
Core:GPUコアの動作周波数
Memory:GPUに搭載されているメモリの動作周波数
【Memory】
Size:GPUに搭載されているメモリ容量