CompTIA Server+の資格を受験しました

 

あまり世間的に知られていないCompTIA Server+のパソコン系資格を取りました。

趣味としてLinuxサーバー構築は1999年に発売された米Caldera SystemsのLinuxディストリビューション「OpenLinux 2.3」の日本語版を使って構築したのが最初でした。

パソコン導入の歴史その4

http://deepserver.aa1.netvolante.jp/linux-dist/

当時のLinuxは、Linux事態が熟成しておらず様々な不具合が起きて結構、スキルをたたき上げられました。(障害に強くなった(笑))

昔からサーバー及びネットワーク系の趣味はあるものの資格とか無いな?と思い今回、受験しようと思ったわけであります。

ブログに載せようと思ったのは、この資格取得手続きが複雑すぎるので、メモと参考にと考えました。

CompTIAとは・・・・

1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場なるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA (the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局が作られたみたいです。

CompTIA(コンプティア、Computing Technology Industry Association)は、ベンダーニュートラルな認定資格やトレーニングを提供するIT業界団体です。2000社以上のIT企業、3000以上の教育機関の他、トレーニング関連企業が所属する。最前線で活躍する各分野の専門家たちが、翻訳だけでなく最新事情や地域別の事情に合わせた試験内容のローカリゼーションを担当することから、より実務に則したスキルセットを習得できる認定資格として、グローバルで評価が高いそうです。

CompTIA Server+はCompTIAの中のサイバー系とインフラ系があるインフラ系の資格です。

最初はNetwork+を取得しようとしましたが、資格有効期限が3年なので有効期限が無いServer+を最初にチョイスしました。

有効期限3年の資格は更新せずに3年を超えると履歴書に書けなくなります。

試験にあたっての勉強方法

TAC出版から出している以下の本とWeb模擬試験で勉強しました。この本は、いい値段するので無駄な出費を抑えるため内容を確認したい所でしたが、如何せんマニアック過ぎて大きな書店でしか見かけたことはありません。Network+はチラホラ見かけるのですがServer+は、ほぼ無しです。

入手するにはネットからが良いと思います。

 

Server+ テキスト SK0‐004対応版 (実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ)  ¥5,500円

Server+ 問題集 SK0‐004対応版 (実務で役立つIT資格CompTIAシリーズ) ¥2,800円

 

serverplus_jp_ver1_2015729

CompTIAへ申し込み

実際の試験を行う「ピアソンvue」から直接、申し込むのが正規な試験のようですが、今回は、Web模擬試験が受けられて尚且つ、すべり止め付きのセットが思い切りお得なので、これにしました。

「 ピアソンvue」は試験会場や自宅での受験をする際に、試験に関するプログラムとか 監督などを斡旋している企業みたいですね。

https://www.pearsonvue.co.jp/Test-takers.aspx

今回はコロナ禍であり、あまり密集した所へ行きたくないので試験を自宅で受験できるのもありがたいです。

 

取得時期は6月からの開始がオススメです。

「FREE RETAKEキャンペーン」の期間が毎年6月から行われるからです。

FREE RETAKEとは試験に1度落ちても、もう1度試験を受けれるという特典があるキャンペーンです。

何せ、この試験は結構、高額なので落とすわけには行きません。

https://www.comptia.jp/campaign/freeretake2021/training.html

 

 


ホームページ中盤あたりの、ここを選択して申し込みます。

「バウチャーチケット」?ナニコレと思いますが、このバウチャーってのが試験をうけるためのチケットって意味らしいです。

Web模擬試験も受講できるセットで申し込みました。というのもWeb模擬試験は自分の時間で模擬試験を受けれるし、試験問題の傾向などの参考になるのでコレにしました。

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模擬試験のデモサイトは以下のURLから実施できます。

https://bs.tac.biz/check/

 

下画像リンクをクリックしてもTACの関係ないページにしかたどり着けないので次のTACページより移動します。(笑

TACとは資格の学校で講習とかWebによる模擬試験なんかをやっている企業です。


以下のTACページから申し込みます。

「お申込み方法」から会員登録が最初に必要なようです。

右上からe受付への登録をします。

https://ec.tac-school.co.jp/request/


受講するコースを選択します。

https://ec.tac-school.co.jp/products/category.php?category_id=15922


申し込むとTACからメールで

 

「≪TAC e受付≫お申込み内容確認メール」

「【TAC e受付】お申込み手続き完了のご連絡(会員番号・受付番号のお知らせ)」

 

ってのが届きます。

上記メールから、こちらでは6日後に「TAC㈱CompTIAバウチャーチケット納品の件」ってメールが来ました。

バウチャーチケット が早めに手配できました・・・と書かれてありました。

参考本を見ながらバウチャーチケットが封書( WEB模擬試験ができるホームページのID・PASSが載った封書)が到着するのを待ちます。(到着まで、そんなに日付がかかりませんでした

※封書でのバウチャーチケット納品まで10営業日かかるとメールに書いてあります。

 

https://www.tac-school.co.jp/kouza_it/it_crs_comptia_serverplus.html

 

チケットを見て「TAC CompTIA講座会員証」の右側に「接続用ID」と「パスワード」が書いてあり、それが上記ページのログオンに使用できるIDになります。

https://bs.tac.biz/

 

Web試験を受ける

参考本を一読して、試験を受けます。

受講期間は2か月の期間限定です。(2か月経つとログオンできなくなります)

2か月か~申し込んでから封書が来るまで2か月切るじゃね~かと思っていましたが、2か月とは実際にWEBで受講を開始した日から2か月みたいです。と言うのも申し込んだ日から2か月以上、受講することがきたので、たぶんそうです。

Webの受講ですが、各項目ごとの試験と本番同様100問の模擬試験に分かれています。

各項目は期間中何回でも受けれます。100問の模擬試験は試験回数2回と設定されていますが、1回目、2回目ともに何回でも受けれます。1回、2回と分けている意味がよく分かりませんが・・・・

実施した毎回が満点となるように何回でも行いましょう。

本番試験の問題数は100問で、制限時間は90分です。

合格基準は

  • CompTIA Cloud+(CV0-002):750/900スコア
  • CompTIA Linux+(XK0-004):720/900スコア
  • CompTIA Sever+(SK0-004):750/900スコア 

 

WEB模擬試験の内容が、本番でそのまま出題されなかった問題が結構あったので文書を読んで理解する必要があります。

似たような問題はあります。

中には参考本に載ってたか?って問題もちらほらありました。

試験予約をする

「TAC㈱CompTIAバウチャーチケット納品の件」のメールに以下のピアソンで予約してくれとなっていたので、Web模擬試験が終了したら試験予約をします。

試験は、基本言語、英語でOKとかやってしまうと、ひょっとしたら向こうの試験官に対応した夜とかに受験しなくちゃいけなくなるかも知れませんし、本番試験時に英語でチャットしなければならない!?と思いましたが、日本語の試験官で予約できるので迷わずそれを選択しましょう。

その場合、もちろん試験官は日本語でチャットしてくれます(日本人!?

 

ピアソンVUE 登録・試験の予約
https://www.pearsonvue.co.jp/test-taker.aspx

「試験プログラムの検索」から開始します。


「試験プログラム検索」の中から「CompTIA Server+」を探しましたがありません。

何か?ややこしいな~と思いつつ

以下の赤枠を選択するとCompTIAの専門ページへ案内されます。


何個アカウント作成させるんじゃ~!と思いつつ

アカウント作らないと前に進めないのでCompTIAの「アカウントの作成」をします。

 


ローマ字表記でアカウントを作成します。

 


個人のアカウントが作成できたら、予約です。

以下のホームページに詳しく書かれています。

https://if-network.com/pearsonvue-comptia-reservation/

「ダッシュボード」から「試験を表示」で進んでいきます。

試験料の項目で支払いの際に必要なのが「バウチャー番号」です。

これは、以前、届いたメールで「TAC㈱CompTIAバウチャーチケット納品の件」の最後の方に記載してあります。

 

色々と入力箇所が出てくるのですが、電話番号の入力は

「+81」は国番号です。(日本)

携帯なら「09000000000」の頭の「0」を取って「9000000000」と入力します。

 

当然、試験会場は自宅にしましょう!

 

予約が完了すると

「ピアソン VUE お支払いの受領通知」

「ピアソン VUE 試験予約のご案内」

の2つのメールが届きます。(試験予約(申込日)は8/25で、試験日が9/8です)

試験当日までにやっておくこと

試験は「OnVUE」で行います。

  

https://www.comptia.jp/cert_about/onlinetesting/

https://www.pearsonvue.co.jp/comptia/onvue

 

システムテストの実施

「ピアソン VUE 試験予約のご案内」 メール中に以下の内容があるので「試験環境のシステムテスト」を選択します。

または、上記ホームページから「システムテストを実行」します。

これは、パソコン自体が試験を実施できる端末か?をチェックするものです。

 

進んで行く中で「2」項目目に「OnVUEをダウンロード」があります。

ダウンロードは100MB近くあるので遅い回線だと多少時間がかかると思います。

ダウンロードフォルダ等にダウンロードできたら実行します。

すべて緑色のチェックがでればパソコン環境に問題はありません。


チェックインをする。

以下のURLを選択します。

https://login.comptia.org/login?ui_locales=ja

CompTIAアカウントでログオンします。


「試験の管理」とかを見て試験開始日、時間等を確認します。

試験の際のアドバイス

ここは自宅での試験環境が整ってますか?ってのチェックです。

試験開始前には自宅の部屋を試験会場化します。

パソコンを動かす際などに、無線LANだと部屋の場所によって回線のチェックが必要だと思います。

 

試験の際、スマホで前後左右の写真を撮って送りますが、私は指示がありノートパソコンのWEBカメラを使って360度回転させて見せてくれとか腕をみせてくれとか・・・・チャットで言われて見せました。

余計なものが回りにない方が良いと思います。

本人確認書類の要件を確認

公的な証明書を用意します。

私は免許証で行いました。

試験本番前スマホで本人の写真、部屋の写真と身分証明書の写真も送ります。

試験当日

試験開始30分前になったら、携帯電話と身分証明書を近くに用意して以下のURLへアクセスします。

「ピアソン VUE 試験予約のご案内」 メール中に以下の内容があるので「試験チェックイン」を選択します。

※事前にログオンしたのですが30分前ではエラーになります。

 

他の方法としして個人ページの「ダッシュボード」画面から予約済みオンライン試験を開き試験を開始できるようです。

https://wsr.pearsonvue.com/testtaker/signin/SignInPage/COMPTIA?locale=ja_JP


最終チェックの際に余計なソフトが動いていない状態にしないと先に進めないようです。


画面が立ち上がりパソコンのシステムテストが開始されます。

その次に、アクセス方法と連絡先情報の入力をします。

「+81」は国番号です。(日本)

携帯なら「090********」の頭の「0」を取って「90********」と入力します。

 

ここで「携帯電話にURLを入力」を選択してしまうと悪夢が起こります。


SMSで来たメールですが、恐らく 「携帯電話にURLを入力」 を選ぶと以下のURL付メッセージが届きます。

そして上記画像のリンクをクリックするとピアソンVUEの外国のページへ飛びます。

すべて英語で書かれているので試験開始前に内容を理解している時間はありません。

情報入力のそれらしいボタンがない・・・・( これから写真とかを送るページとは違うページへ誘導される )

この時点ですでに試験15分前になっており、これから試験場所の写真撮影やら、身分証などの撮影・・・があって時間が係りそうなのにとかなりパニクリました。(💦

ちなみに規定時間内にチェックインされていないと払い戻しなしのお流れとなるようです。

 

たぶん、表示されているURLに行けばいいのだろうと思い、パソコンのメモ帳に

https://mobile.onvue.com/*********?L-ja-JP

と記入してスマホのブラウザにURLを入力して問題解決しました。(SMSのメッセージはなぜか?コピペができない

上記のチェックにあった、これが原因「携帯電話にURLを入力」で以下のようなメッセージが来たと思われます。(多分


無事ページにつながると、ここからはスマホでの作業となります。

自分の写真、自分の家の試験場所を前後左右の4枚、身分証明書を撮影して送信します。


スマホでの入力が完了したらパソコンに戻って以下の「更新」を押すと試験準備が整います。

この時点でスマホは見えないところに置いておきましょう。


試験官側へスマホの内容が送信され確認されるとパソコン画面の左側にチャットの画面があらわれます。

日本語を選択していれば日本語での応答となります。(昔は英語しかなかったみたいだから敷居が高っかたと思います

チャットでの指示で説明や追加のWEBカメラでの撮影をしてくださいとか・・指示があります。

全ての確認が取れると「試験」が実施できるようになります。

試験中、時計がなくて不便と思いますが、試験時間は試験画面の右上に90分から減る形で表示されます。

 

問題を解いて、最後に100問全部回答したか?の確認画面があります。

回答で複数回答の問題など忘れているとここで解るようです。

試験プログラムには解らない問題には後で解けるように栞みたいな機能もあるようですが、試験開始前に説明を受けなかったため操作方法は最後まで、わかりませんでした。

最終的に試験を完了するとアンケートの入力となります。

年齢とか、あなたはIT系の仕事ですか?とか・・・・

で、最後に合否の判定結果が画面に現れます。

 

合格スコア 750以上です。(900点中750点とれば合格です)

細かい点数配分は不明です。

 

受験者スコア 841 / 900 でした。

 

で画面を閉じて終了となります。

試験後

後は、合格するとメールで「CompTIA のバッジ発行のお知らせ」のメールが来たりしました。

「Credly」という企業は以下のバッジを発行する企業みたいです。

「You Did It! You Are CompTIA Certified!」のメールが来ました。

「CompTIA認定取得者の皆様へのご案内」のメールが来ました。

https://www.comptia.jp/customer_support/career_id/

上記URLに日本語で認定書発行に関するユーザの詳しい登録及び更新の仕方がPDFであります。

 

最初にログオンする所を説明すると、初回ログオン時のパスワードを最初に登録しないといけません。

「Never logged in before?」を選択します。


最初に以下の「Email address」に送られてきたメールアドレスと同じ自分のメールアドレスをいれて「submit」します。


その後、メールで「CompTIA – First-time login information for ******」が送られてくるので、中身のURLに2時間以内でアクセスするとパスワードの設定ができます。

「取得されたCompTIA認定資格試験について‐次の重要なステップ」のメールで「ログオンID」が送られてきているハズなので、そのIDと先ほど設定したパスワードで以下のURLにログオンします。

https://www.certmetrics.com/comptia

成功すると以下がでます。


https://www.comptia.jp/customer_support/career_id/

を読みつつ 認定書発行に関する 住所の確認や変更をします。

これが承認されると8週間後くらいに認定書が郵送されてくるようです。

以上です。

色々と難しい手続きがあるのでメモがてらに掲載しました。

参考になると幸いです。

追記

Comptiaから10月中頃に資格証が郵送されてきました。

全体はこんな感じです。


上記画像の左下の中身は以下です。


証明書の中に付いているカードです。

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