目 次

クリップボード履歴の管理や定型文の管理など 履歴は最大1000件、FIFO・LIFOなどシンプルで高機能
Cliborはクリップボードの履歴(テキスト)を管理することができます。
また普段よく使うワードを定型文として登録し、いつでもクリップボードに保存することができます。
とてもシンプルでありながら高機能なソフトです。
Cliborは設定できる項目が沢山あり、カスタマイズ性が高いのが特徴です。
USBに本体を格納して、そこから呼び出し使用することもできます。
インストール不要です。
特徴
・操作性はシンプル
・タスクトレイに常駐し、必要な時だけ呼び出し邪魔にならない
(Ctrl・Shift・Alt二回、またはホットキーなど)
・クリップボードの履歴は最大1,000件まで保存可能
・クリップボード履歴の検索が可能
・定型文の登録が可能(グループ分け機能あり)
・定型文にメモを付ける事が可能
・クリップボードの編集・削除・整形・変換が可能
・クリップボードの文字数(バイト数)が簡単に確認できる
・クリップボードのチェーン切れ対策機能付き
・クリップボード履歴の整形パターンの編集が可能
・デザインの変更が可能(配色・フォントの変更や半透明機能など)
・FIFO/LIFOによる貼付けが可能
・クリップボード監視の停止も可能
・インストール不要でレジストリを汚さず、ライブラリ等不要でダウンロード後すぐに使用可能
・Unicodeに対応
・言語ファイルに対応
・インクリメンタルサーチが可能で、Migemo・正規表現検索に対応
・保存ファイルの暗号化に対応(起動パスワードの設定が可能)
・常に手前に表示や、キャレット位置、固定位置に表示が可能
・定型文CSV取込/出力が可能
・タスクトレイのツールチップに現在のクリップボードを表示可能
・クリップボード履歴の複数選択、除外リスト機能あり
・起動パラメータの充実により、外部アプリとの連携が可能
普段よく文字を入力する方や、ブラウザに決まったキーワードを張り付ける方など、テキストの入力がとても便利になります。
※動作はWindows2000から10まで確認済み
(Windows10の64bit版も確認済み)
便利設定
自動貼り付けを有効にする
クリップボード履歴や定型文などを選択した際に、自動で張り付ける場合は、以下の設定を変更してください。
設定 > 共通1タブ > 自動貼り付けを有効にするにチェック
Clibor終了時にクリップボード履歴を保存しない
Cliborを終了時にクリップボード履歴を保存したくない場合は、以下の設定を変更してください。
削除したい場合は、その下の設定項目の「アプリ終了時にクリップボード履歴を削除する」にチェックしてください。
設定 > クリップボードタブ > アプリ終了時にクリップボード履歴を保存するのチェックを外す
クリップボード履歴の保存件数
クリップボード履歴の保存件数は初期設定では108件ですが、最大1,000件まで保存可能です。
たくさん保存したい場合は以下の設定を変更してください。
設定 > クリップボードタブ > クリップボード履歴を保存する件数
Clibor呼び出しのホットキーの設定
初期設定ではCtrlキーを二回でCliborは呼び出されますが、その他のホットキーに設定する場合は以下を変更してください。
設定 > ホットキータブ
保存ファイルを1ファイルにする設定
初期設定では、履歴ごとにファイルが作成され保存になりますが、保存ファイルを1ファイルにすることが可能です。
XML形式での出力で、Cliborの終了処理が速くなりますのでオススメです。
設定 > 共通2タブ > クリップボード・定型文の保存ファイルを1ファイルにする
自動貼り付けの便利な使い方
私は普段、自動貼り付けの設定を無効にしています。
ただし時々「自動で張り付けられたらなぁ」といった場合があります。
そんな場合はまず以下の設定を変更します。
設定 > 共通1 > Altキーを押しながら選択で逆の動作をするにチェック
使い方は、自動で張り付けたい場合に、Altキーを押しながら履歴や定型文をクリック(またはEnterキー)します。
ショートカットキーにも対応しておりますので、例えば2番目の履歴を選択したい場合は、「Alt+2」で自動で張り付けられます。
もちろん普段自動貼り付けを有効にしている方で、時々無効にしたい場合も同じです。
地味な機能ですが以外に便利ですので試してみてください。
上級者向けタグ
<$CLB_HDATE>yyyy/mm/dd hh:nn:ss</CLB_HDATE>
クリップボード履歴を残した日付を表示します。yyyy/mm/ddなどの日付形式の指定が可能です。(日付のフォーマット仕様はQ&Aをご覧ください)
<$CLB_LEN_CLIPHIST/>
クリップボード履歴の文字数を表示します。
<$CLB_CRLF/>
改行します。
<$CLB_CLIPHIST/>
クリップボード履歴を表示します。
もし表示がおかしくなった場合は、デフォルトボタンを押して初期設定に戻してください。