国際線(カナダ バンクーバ → シアトル → 羽田)

カナダ観光のバンクーバーからの帰り便です。

バンクーバーからの直行便より、シアトリ経由の方が航空券がお得になります。

航空機代をケチるならこの路線ですが、それなりにリスクもあります。(この後、緊急事態発生しました

まずは、シアトルはアメリカなので事前にESTA申請をする必要があります。

このESTAの事前申請がめんどくさいのなんのって・・・・・

カナダのETAの方が遥かに楽でした。

それら申請を事前にしないといけません。

次に問題になってくるのが、乗り換えです。

帰りは9:39にバンクーバー国際空港を出て10:55にシアトル・タコマ国際空港に着きます。

ここまでは良いのですが、乗り継ぎ時間が40分しかありません。

11:35にシアトル・タコマ国際空港を出発して次の日の14:15に羽田空港に到着します。

事前に航空機チケットを買った会社へ、本当に40分で乗り継ぎができるか?不安だったためにメールで質問しました。

デルタ航空からデルタ航空への乗り継ぎなので乗り継げなければ売りはしないので・・・大丈夫です。との回答でした。

預け荷物については、そのまま次の航空機へ載せられるので人さえ搭乗口に行けば大丈夫とのことでした。

さて、ここから実際に体験した経験を書きます。

バンクーバー国際空港では、M(メイン)ターミナルの3Fが全ての出発口となっています。

※到着フロアは2Fです。

まずはデルタ航空のアメリカ方面のチェックインカウンタで受付をしてチケットと荷物預け入れタグを受け取ります。

ESTAはパスポートに紐づけされているので申請書類等を見せる事はありません。

チェックインカウンタを通った後ろに預け入れ荷物を預ける所があるのでそこで荷物預け入れタグをスキャン!?してコンベアへ係員に乗せてもらいます。

その後、入国審査を行いました。

カナダからアメリカへ行く際は、この空港でアメリカの入国審査を受けます。

入国審査は係員の所まで行ってパスポートと航空券を見せて、写真撮影をして、指紋を全部の指分登録します。

詳しく書きますと写真撮影の後に、左でも右でも良いので親指を除いた4本指を四角い端末に置いて端末が緑色LEDになるまで指を置きます。

その後、違う手の4本指を置いて、最後に親指を置いて全ての指の指紋を登録します。

入国審査官には、今回はシアトルでのトランジットのため色々と聞かれることはなかったと記憶しています。

その後、持ち込み荷物検査の列に並びます。

バックのトレイと電子機器及び貴金属のトレイは分けて入れます。それと自分の履いている履物もバックと同じトレイに入れました。

裸足でエックス線検査機を通過します。

無事、通過できたらトレイの中身を回収します。

それが終わると、ようやく搭乗口へ向かうことができます。

全部終わるのに20~30分くらいかかったかも知れません。

チェックインカウンタで航空券に搭乗口のNO「E88」を書いてもらったのが下の写真ですが、チェックインカウンタでは次の乗り継ぎについて「E88」以外NOが記入されていませんでした。

乗り換え時間が40分しかないので、搭乗待合の時間で搭乗口にあったカウンタで次の乗り継ぎはどこからどこへ行くのか?カウンタ係員に調べてもらい書いてもらいました。

シアトルでは「B4」に到着するという事らしいです。


裏側の航空券にも次の便の搭乗口「S16」を書いてもらいました。

乗り継ぎに40分しかないので、まごまごしていられません。


待てよ「B6」から「S16」って・・・・

まさかトラムとか言うシャトル電車に乗るの!?

やべ~!40分でほんとに間に合うんかい!?


さて、搭乗して航空機が出発しようとした時、悪夢が始まりました。・・・・・・・

The new Airbus A330-900 Neo gets prepared for passengers at the TechOps facility in Atlanta, Georgia on June 13,2019. Chris Rank/ Rank Studios

さ~動き出すぞ!と思った瞬間に「ピュ~ン」と言ってエンジンが停止しました。

それと同時に機内の明かりもすべて消えました。

隣の外人が「OH~!」みたいにやっていたのを鮮明に覚えています。

一番恐れていたことが起きました。

エンジントラブルです。エンストしたようです。

結果、リカバリで20~30分後には遅れて出発はできたものの、シアトルでの乗り換えに40分しかない!

出発して飛んでる最中にも!!心の中では「もっとスピード上げて飛ばんかい!」と念じておりました。

客室乗務員に機内で次のデルタ便に間に合うか?聞いたりしましたが、難しそうでした。

客室乗務員曰く、到着したらゲートキーバーなる人物が居るのでそれに従ってくれとの事でしたが、実際にはそんな人はいませんでした。(笑

予想通り遅れて到着しました。この時、次の便の出発までのこり15~20分でした。(焦っていたのであまり記憶していません)

到着後、次の便に間に合いそうもない人が何人か?居て、ほかの客よりも航空機出口前方で航空機の出口が開くのを待ち構えていました。

出口が開いたら走って地下にあるシャトル電車へ飛び乗りBターミナルからSターミナルへ移動しました。

死に物狂いで、看板を見ながら・・・・走り抜けました・・・・・

初めてシャトル電車へ乗りましたが、天上の看板を見てうまく乗ることができました。ロス時間はあまりなかったと記憶しています。


6~9分くらいでしょうか?シャトル電車に乗ってSターミナルへ到着しました。

※定刻に着く飛行機で40分の乗り換えならシャトル電車を使っても余裕で間に合います。

そこからS16まで全力で走りました。

しかし、S16に行ってみるとDELTA航空の便名表示がみあたりませんでした。搭乗口の係員にチケットを見せてDL167便はどこで乗るのか?確認しました。

そんなやり取りを2回くらい違う搭乗口でしてSターミナル中を2回くらいたらいまわしにされて走って、ようやくホントの駐機場所S4!?にたどり付きました。

その時は2人とも「はぁはぁ!」と息が切れていました。

そこに日本人従業員が居て、「〇〇さんですね」この便は10分前に締め切りました。と言われました(ガ~ン!あんなに走ったのに・・・・・・もっと早くわかっていたんじゃないか!Bターミナルで教えろや!!(心の声

預け入れ荷物はどうなったのか?聞いてみると人と連動しているので、ここシアトルにあります。という事でした。(おい!乗り継ぎできないのはもっと前にわかってたんじゃないか!!(心の声

次の便はありますか?と聞くと次の便は明日の同じ時間になります。と言われ絶望の淵に立たされました。(ガーン!!

日本人従業員:デルタ便に乗り継げなかったのでデルタで今日の宿泊代や明日の振替チケットは用意します。

       とりあえず、AターミナルのA2付近にあるデルタサービスカウンタへ行ってください。

また、シャトル電車でAターミナルへ移動するのかよ!!(心の声

いや~次の日になると保険やらWifiやらの手続きがめんどくさいな・・・・と考えつつ移動しました(心の声

Aターミナルまでは足取りが重かったことを記憶しています。(英語できないのに、手続きやべ~な!!

A2ゲートはシャトル電車から近いみたいです。

A2近くにある「DELTA SERVICE COUNTER」へ行きました。最初に行った時に10人位ならんでしたので、Aターミナルの探索がてらAターミナルをうろうろして人数が空くのをまっていました。

次にサービスカウンタへ行った時には待ち人がいなかったので早速、色々と聞きましたが、言葉がうまく通じなかったためか?対応した外国人従業員が知り合いのサービス担当!?の日本人従業員を呼んでくれました。

異国の地で、日本語が話せて通じるのは物凄く安心したのを今でも覚えています。(言葉が通じるって良いですね!!

で、ホテルは近くにあるのか?とか、ホテルまでどのように行くのか?とか聞いていた時に、ふとANAやJAL便で今日、振替できる便はないのか?を尋ねました。

それを聞くと日本人従業員が外国人従業員を使いながら今日出発のシアトルー羽田便がまだあるらしく、間に合うか?乗れるのか?を掛け合ってくれました。

ANAとの交渉の結果!席が確保でき3時間遅れの便で本日帰れることとなりました。(ありがとう!日本語最高(笑

荷物については、受け取りはせずANA便へそのまま、載せてもらいました。(預け入れ荷物は、どこをどのように運ばれたか?分かりません?

日本人従業員:あなたたちラッキーでしたね!!(今日、ANA便へ乗り換えられたこと

その時の心の安堵は今でも覚えています。!!

結果、帰りはANA便で帰国する事ができました。(めでたしめでたし

機内の食事でディナーはビーフを頼みましたが品切れのため天丼にしました。

天丼でしたが、やはり日本食は良いですね。

旅行中はジャンクフードばかりだったため、日本食はとても美味く食べることができました。

朝食はチキンを頼みました。これも美味しかったです。


シアトルでの不安を思うとANAは何より日本語分かる客室乗務員が居るだけで、この安心感は何事にも代えがたいものです。

サービスもデルタに比べ格別です。日本の航空会社の飛行機代が高いのも、このサービスのお陰なのでしょう!

この振替でマイルもたまって結果オーライ!でした。

ちなみに、振り替えたANA便はエコノミー席が確保できたのでDELTA航空補償でタダで乗れました。

ビジネスクラスとかだと追加料金が発生したと思います。

帰りは羽田空港へは予定到着時刻より1時間近く早く到着しました。

日本語圏内に入れば、入国審査だろうが、全く怖くないですね。

「Visit Japan Web」はANA便を乗車したので飛行機情報は変更したものの、申請を事前にやっていたので税関もスムーズに通れました。

羽田の第3ターミナルに到着し時間的に間に合ったため、そこからリムジンバスに乗り帰りました。

リムジンバスは第3ターミナル2Fからバス乗り場に行けます。(1Fからだとバスターミナルに行けません

バス乗り場でバスの発車までに乗車チケットをバス乗り場にある自動券売機で購入すれば、OKです。

電車で帰るより多少、高いですが、スーツケースをガラコロと転がすより、場所によっては楽に目的地にたどり着けます。

最後に最大のトラブルがあり色々ありましたが、思い出に残る良い旅行でした。

以上で終わりです。

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