シェアウェアの試用期限を無理やり延長させるツールです。
Windows10も使えます。
RunAsDate 64 ビットは、指定した日時にソフトウェアを実行できる小さなユーティリティです。このユーティリティは、コンピュータの現在のシステム日付と時刻は変更しませんが、指定した日付 / 時刻のみを目的のアプリケーションに注入します。複数のアプリケーションを同時に実行することができます。各アプリケーションは異なる日付と時刻で動作し、システムの実際の日付 / 時刻は引き続き正常に実行されます。
どのように動作するのですか?
RunAsDate は、現在の日付と時刻(GetSystemTime、GetLocalTime、GetSystemTimeAsFileTime)を返し、現在の日付 / 時刻を日付 / 時刻に置き換えるカーネル API 呼び出しをインターセプトします。
RunAsDate を使用するにあたり、インストールプロセスや追加の DLL ファイルは必要ありません。使用を開始するには、実行可能ファイ(RunAsDate.exe)を好きなフォルダにコピーして実行してください。 RunAsDate のメインウィンドウで、実行する日付と時刻、およびアプリケーションを選択します。必要に応じて、コマンドラインパラメータを指定してプログラムを実行することもできます。指定した日付 / 時刻でアプリケーションを起動するには、「実行」ボタンを押すと実行できます。
今回は実験でEmEditorを使いました。
日時を設定し「Run」を選択。ここでは5/25にインストールしたばかりのEmEditor30日間試用版を起動してみる。

起動されたEmEditorは、「現在は5/31」と誤解しており残り試用期間は24日間になっている。

常にある日時と誤解させた状態で特定ツールを起動するなら、ショートカットを作成しよう。
「リンク先」は「”RunAsDataのパス” 日\月\年 “起動させるexeのパス”」とする。「”C:\Program Files\runasdate\RunAsDate.exe” 05\06\2007 “C:\Program Files\EmEditor\EmEditor.exe”」といった具合だ。
海外製なので、日時指定が「日\月\年」である点に注意。また、時刻も指定したい場合は「日\月\年 時:分:秒」形式です。

このショートカットを起動すると、「現在は6/5」と誤解したEmEditorが起動される。
5/25にインストールした30日間体験版なので残り試用期限は19日間になります。
