Linuxコマンド route

サーバーなど、ネットワークのルーティング情報を得ることができます。

@localhost:/usr/lib/ssl# route
カーネルIP経路テーブル
受信先サイト    ゲートウェイ    ネットマスク   フラグ Metric Ref 使用数 インタフェース
default         setup.netvolant 0.0.0.0         UG    202    0        0 eth0
192.168.0.0     0.0.0.0         255.255.255.0   U     202    0        0 eth0

ルーティングを追加する
route add -net 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 eth0

デフォルト・ゲートウェエイを指定する
route add default gw 192.168.0.1

10...*ネットワークへのルーティングを拒否する
route add -net 10.0.0.0 netnask 255.0.0.0 reject

 

-n出力をIPアドレスのみに抑制する(DNS逆引きを行わない)
-v詳細モード
-enetstatと同様のフォーマットで表示する。-eeはnetstat形式のデータも含めた詳細情報を表示する
-FFIB(Forwarding Information Base:Linuxにおけるルーティングテーブルの実装方式。宛先IPアドレスをキーに経路情報を効率的に配置して性能の向上を図っている)テーブルを用いる。デフォルト
-Cカーネルキャッシュでの情報を表示する
-Aプロトコル種別。デフォルトは「inet(IPv4)」。ほかに「ipx(IPX)」「inet6(IPv6)」などが使用できる
add経路を追加する
del経路を削除する。削除する経路は宛先IPアドレスなど追加時に指定したパラメータが一致する経路である
-hostホストのための経路情報として登録する
-netネットワーク(サブネット)のための経路情報として登録する
宛先IPアドレス経路の宛先IPアドレス
gw経路が使用するゲートウェイIPアドレスを指定する
metric経路のメトリック値を指定する
netmask経路が使用するサブネットマスクアドレスを指定する
mss経路におけるMSS(Maximum Segment Size:TCPパケットの最大データサイズ)を指定する。デフォルトはインターフェイスのMTU(ifconfigコマンドで指定)から導かれる。単位はバイト
windowTCPにおけるwindowサイズを指定する。windowsサイズはTCPコネクションにおける最大連続転送サイズである。単位はバイト
irtt経路におけるTCPの初期ラウンドトリップ時間を指定する。ラウンドトリップ時間はTCPコネクションにおける通信途絶を判断するまでのタイムアウト時間である。単位はミリ秒。1~12000の範囲で指定する
mod/dyn/reinstateダイナミックルーティング時などに利用される診断用フラグを設定する
dev経路が割り当てられるインターフェイス名を指定する。インターフェイス名の指定がすべてのパラメータの最後である場合にはdevキーワードは省略できる
rejectルーティングを拒否する経路を指定する。デフォルトゲートウェイより優先するので、このホストで簡易に特定のネットワークへのルーティングを禁止したい場合には便利だ
-Vバージョン情報を表示する
-hヘルプを表示する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です