Img Tool Classic

DVD データを、 ISO イメージファイル に変換してくれるソフト。


「VSO DivxToDVD」などのツールで作成したDVDデータ ( 「VIDEO_TS」 というフォルダ)を、一発でISO イメージファイルに変換してくれます。


イメージファイルを 1GB ごとに分割出力する機能や、作成したイメージファイルを「DVD Decrypter」や「ImgBurn」でそのままライティングする機能 も備えています。

対応OS: Windows 98 / Me / NT / 2000 / XP
(※Windows 8.1 までは作動する。10では作動しない。携帯動画変換君と似た挙動。)


「Img Tool Classic」 は、DVD データをISO イメージファイルに変換してくれるソフトです。


「VIDEO_TS」 フォルダをそのままライティングして作成されたDVD は、パソコン上では再生できても、家庭用のDVD プレイヤーでは再生できないことが稀にあります。


こういった事態を防ぐためにも、DVD データは一度ISO 化してから焼くことが推奨されています。


その 「DVD データのISO 化」※1 を実行してくれるソフトが、この 「Img Tool Classic」 です。
※1 作成されるイメージのファイルシステムは、「UDF 1.02 (UDF + ISO 9660)」 になる。

基本的に、変換元のフォルダと出力先を指定するだけで使うことができ、また作成したイメージをそのままライティングすることもできたりします。
(ライティングを行う場合、別途 「DVD Decrypter」 か 「ImgBurn」 が必要)

「DVDFab」 や 「DVD2one」(Pandora DVD Z)などを使ってDVDファイルを編集すると、「~.VOB」、「~.IFO」、「~.BUP」といったファイルがたくさん作られます。

「DVD Decrypter」 には、メディアへの書き込み機能がありますが、上のような、VOBファイル形式のデータの書き込みには使えません。

DVD Decrypter は、ISOイメージ形式(DVD全体を仮想イメージ化したもの)のデータでないと、書き込めないので、何とかして、VOBファイル形式のDVDファイルを、ISOイメージ形式に変換してやる必要があります。

DVD Shrink(DVDシュリンク)でDVDビデオをコピー・バックアップした後、そのままDVD-Rに焼いたら 家庭用のDVDプレーヤーで再生出来なかったってのは良くある話ですね。

家庭用のDVDプレーヤーで再生出来ないのは、パソコンでDVDを焼いた時に、データが正しい順番に並ばなかった為です。

ImgTool? Classicは英語のフリーソフトですが、使い方は非常に簡単です。
まず、ImgTool? Classicを使ってDVDビデオをISO化、その後ライティングソフトを使ってDVDビデオを焼いてみましょう。


1.昔のPC(HDDがFAT時代)のフォーマットの為に、ISOファイルを1GB単位で出力するオプションです。WindowsXPなら外しておいて問題ないでしょう。

2.ソースのサイズをチェックします。
使ったこと無いので良く解りませんが、DVD-Rのサイズ(4.7GB)を超過するとメッセージが表示されるのでしょう。多分そんな機能です。

3.DVD DecrypterやImgBurnを持っていたら、連携してISO化した後にライティングをする事が出来ます。

4.DVD DecrypterやImgBurnを持っていたら、ここでパスを通してあげます。

5.上記1~4が終わったら、「SAVE」を押して設定完了です。
上記の設定は、同じフォルダ内の「classic.ini」に格納されていますので、「classic.ini」を消去する事で再び設定が可能になります。


1.右側のボタンを押して、ソースになるDVDのフォルダを指定します。
指定するフォルダは「VIDEO_TS」と「AUDIO_TS」両方が入ったフォルダになります。直接「VIDEO_TS」フォルダを指定してはいけません。

2.ファイルの出力先を指定します。
ISO化を行えば大抵の場合、4GB相当のデータが生成されます。HDDの空き容量にも注意しましょう。

3.DVDに付くボリューム名を、好きな名前に変更できます。
長い名前や日本語はNGです。英語大文字で名前を付けるのが無難だと思います。

4.「Image」ボタンを押すと、ISO化が始まります。
4.7GB相当のDVDデータなら20分前後でISO化は終了します。

5.ISO化終了後、先の初期設定でライティング設定をしていると、自動的にDVDライティングが始まります。

以上でImgTool Classicを使ってISO化する手順の説明を終わります。


1.「ImgTool.exe」 を実行します。

2.初回起動時のみ、「ImgTool Classic << First Time Setup >>」 というウインドウが表示されます。
必要であれば、ここで
◦作成するイメージを、1GB ごとに分割出力※2
◦作成したイメージを、「DVD Decrypter」 や 「ImgBurn」 でライティングする※3
といったオプションを設定しておきます。
※2 このオプションを指定すると、イメージファイルは 「ファイル名.iso_00」 「ファイル名.iso_01」
「ファイル名.iso_02」… というように、連番化して出力される。
※3 このオプションを指定した場合、「DVD Decrypter / ImgBurnの実行 (exe) ファイルの場所」
欄の右にある 「参照」 ボタンをクリックし、「DVDDecrypter.exe」 か 「ImgBurn.exe」 を指定する。
また、「書き込みに使うドライブ」 欄で、空のディスクが入っているドライブを指定しておく。
これらの設定は、後から変更することもできます。

3.設定が済むと、メイン画面が表示されます。
まず最初に、「ソースファイルのフォルダ」 欄で、DVD データ ( 「VIDEO_TS」 「AUDIO_TS」 ) の入っているフォルダを指定します※4。
※4 「VIDEO_TS」 を指定するのではなく、「VIDEO_TS」 と 「AUDIO_TS」 が入っているフォルダを指定する。
「AUDIO_TS」 がない場合、中身は空でいいので 「AUDIO_TS」 というフォルダを作っておきます。
( 「AUDIO_TS」 フォルダは、「VIDEO_TS」 フォルダと同じ階層に作る)

4.「ファイルの出力先」 欄で、作成するイメージの出力先フォルダ&ファイル名 を指定します。

5.「ボリュームID」 欄に、任意のボリューム名 (ディスク名) を入力します。

6.ライティングを行うように設定していた場合は、下の 「書き込みオプション」 欄で
◦書き込み後にWindows をシャットダウン
◦書き込み後にディスクをベリファイ※5
といったオプションも設定しておきます。
(必要な場合のみ)
※5 書き込まれたデータが、エラーすることなく読み取れるかどうかをチェックする機能。

7.画面右側にある 「イメージ」 ボタンをクリックし、変換を開始します。

8.しばらく待ち、「Action successfully completed!」 というダイアログが表示されたら変換完了。
ライティングを行うように設定していた場合は、自動的に 「DVD Decrypter」 や 「ImgBurn」 が立ち上がり、データのライティングが実行されます。

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