BRディスクレコーダーDMR-BW850のHDD換装をしてみた

HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダー DMR-BW850 商品概要 | ブルーレイディスク/DVD | Panasonic

元々、500GのHDDが入っていましたが、録画ですぐにパンパンになるために2TBにHDDを換装します。このHDD換装は、ただHDDを交換すれば良いと言う分けでは無くHDD上のバナリデータを書き換えないと使用できません。また、HDD本体も国産でないとできないようです。

WD10EACSだと(セクターコピー→初期化→録画すると異常終了)となるようなので
国産のHITACHI HDS723020BLA642 2012-MAYのものでS/N FA0M879D2TBのものを使用します。

また、日立GST OS03357 4TバイトでもOKのようです。

成功HDD

2TB
0S03191
SATA600 7200rpm 64MB
amazon 12664円

0S03224
SATA600 Coolspin 32MB
楽点 11884円

3T
0S03088
SATA600 7200rpm 64MB
amazon 23542円

4TB
0S03357
SATA600 7200rpm 64MB
3万超え・・・

0S03361
SATA600 Coolspin 32MB
楽点 27980円

ライディング

EASEUS Disk Copy Home Edition 2.3.1
 
EaseUS_DiskCopy_Home.exe
 
これは、パソコンに接続してCD起動させてセクターコピーをするもの

HxDのバイナリエディタ

バイナリエディタ「HxD」
※ディーガに2TBのHDDと認識させる為にコードを書き換える必要がある。

fileHxDSetupJP.zip を用意します。

セクターコピーします。

市販のハードウェアコピー Mr.Clone3.0(SD-SSU3C)でも良いみたいですが、予算上、EASEUS Disk Copy Home Editionにしました。

HDDのコピー元(SOURCE)とコピー先(新品)をSATA接続します。

EASEUS Disk Copy Home EditionのCDを入れて起動して丸っとHDDをコピーします。

結果、500G約3時間くらいかかったかも知れません。

500G->2TBの書き換え

HxDをインストールして起動します。

「エクストラ」から「ディスクを開く」を選択します。

今回は2台HDD(このコンピュータのHDDと書き込み後のHDD)を用意したので物理ディスクのハードディスク1と2の2つでました。

元のHDDを間違えてしまうと大変なので、元のHDDを確認したい場合は、バイナリデータを開いて書き換えたいバイナリデータが決まったセクターにデータが入っているか?確認すれば元のHDDか?を判別できます。

実際に書き換える場合は、この画面で「読み取り専用として開く」のチェックを
はずせば書き込みができます。

まずは、書き換えるデータ領域を検索します。

「検索」の項目から「検索」で「51 BA 80 0E」(500Gの指定の所)、「データの種類」で「16進値」を選択して「OK」で丁度、520のセクターに飛ぶと思います。

「51 BA 80 0E」を「44 E9 02 3A」に変更すればOK!
※3TBならば「E6 5D 04 57」4TBならば「88 D2 05 74」

容量計算の仕方

関数電卓にする。このコードはコンピュータ上、処理がしやすい
リトルエンディアン方式のため、16進数を反転させる。
「0E 80 BA 51」で*8(4TB)をする。
すると、「74 05 D2 88」にあるので、トルエンディアン方式で
、今度は、逆にする「88 D2 05 74」、これで4TB用のコードとなる。

で4つのセクター、520,524,66056,66060を書き換える。

次のセクターに飛ぶ場合は、「検索」項目から「再び検索」で飛べる

最後に上書き保存で終了です。

フォーマットをする

ディーガでフォーマットをしないとすべてを認識しないようです。
ただ、フォーマットしなくても、そのまま以前どうり、使えます。
録画してあったものも残ってます。

DIGAのメニューから

「初期設定」->「HDD」->「HDD設定」->「HDDフォーマット」

番外編

今回は、そのままセクターコピーしたので、これはしなかった。

☆☆☆2Gコピーする方法☆☆☆

512M単位でコピーする
今回、2Gなので、4回繰り返す事となります☆

ブロック範囲先頭4回分
0
20000000
40000000
60000000
ブロック範囲長さ、共通512M分
20000000

まず、ドライブ1を読み込みモードで開く。

次、ドライブ2を書き込みモードで開く。
上部のセクター番号に、前回メモした、セクター番号を入れてENTERボタンを押すと、指定セクターの先頭に移動する。
今回は、これ以後に貼り付けます☆
初回なので、0セクターを指定します☆

次、ドライブ1に移動。
ブロック範囲先頭を設定後、初回は0
ブロック範囲長さ「20000000」を入れる
2回目以後は、0を1個消して、1個戻すと、ブロック範囲終了ポイントが再計算されます。

ブロック範囲指定後、コピー

書き込みモードで開いてあるドライブ2に移動
貼り付け後、次のセクターの番号をメモ帳に控える。
続きはここから貼り付ける為です。
ドライブ2の右上のバッテンを押して閉じて、512M書き込み完了です☆

ドライブ2を再度書き込みモードで開く。
上部のセクター番号に、前回メモした、セクター番号を入れてENTERボタンを押すと、指定セクターの先頭に移動する。
次回は、これ以後に貼り付けます☆

読み込みで開いてある、ドライブ2に移動
ブロック範囲先頭に2番めの「20000000」を入れ、ブロック範囲長さ「20000000」の、0を1個消して、1個戻すと、ブロック範囲終了ポイントが再計算されます。

ブロック範囲指定後、コピー

書き込みモードで開いてあるドライブ3に移動
貼り付け後、次のセクターの番号をメモ帳に控える。
続きはここから貼り付ける為です。
ドライブ2の右上のバッテンを押して閉じて、512M書き込み完了です☆

はい、ここで1Gコピー出来ました☆
あと、2回繰り返すと、2Gコピー出来ます☆☆☆

簡単に書くと・・・
読み込みで開いたドライブ1で ブロック指定後、コピーして、
書き込みで開いた、ドライプ2に貼り付け後、 閉じる事により512M分書き込むという事です☆☆☆

いったん閉じて、512M分書き込むのがミソです☆☆☆

はい、これで、2G分のコピー完了☆☆☆

コピーもとのものをコピーするときは、この画面で「読み取り専用として開く」
にチェックをいれ、コピーされる側はチェックをはずす。

※バイナリーデータをコピーしていく方法の場合は、512Mずつしか、コピー
できない

HxD、3Gコピーする方法☆☆☆

HxDは、一回で、768Mまで、コピー出来るんで、768Mを4回で、3Gコピーする事にしました☆
まぁ、2Gで、十分なんだろうけど(^_^;;
だって、3回だと、2G+256Mで、半端だから・・・

ブロック範囲先頭4回分、これは、16進です。
0
30000000
60000000
90000000
ブロック範囲長さ、共通768M分
30000000

あとは、2Gコピーの方法と同じです☆☆☆

それから、次の貼り付けのセクター番号ですが・・・
手書きだと、写し間違える可能性が高いので、
画面上部のセクター選択窓を左クリックし、選択状態にして、次に、右クリックして、コピーして下さい☆
これだと、間違いが無くていいですね☆

セクター番号は、画面下部の次のセクター番号と、同一か、確認してね☆
セクター番号は、10進です。 間違えないでね☆☆☆

ついでに、一回分だけ、書いときます。

ドライブ2がBZT710のHDD
ドライブ3が生HDDと仮定し、
ドライブ3にコピーします。

まず、ドライブ2を読み込みモードで開く。

以下4回繰り返す


次、ドライブ3を書き込みモードで開く。
上部のセクター番号に、前回メモした、セクター番号を入れてENTERボタンを押すと、指定セクターの先頭に移動する。
今回は、これ以後に貼り付けます☆
初回は、0セクターを指定します☆

次、ドライブ2に移動。
ブロック範囲先頭を設定
初回
0
2回目
30000000
3回目
60000000
4回目
90000000

その後、ブロック範囲長さ「30000000」を入れる
毎回共通です。
2回目以後は、0を1個消して、0を1個戻すと、ブロック範囲終了ポイントが再計算されます。

ブロック範囲指定後、コピー

書き込みモードで開いてあるドライブ3に移動
貼り付け後、
画面上部のセクター選択窓を左クリックし、選択状態にして、
次に、右クリックして、コピーして、メモ帳に控える。
選択状態の次の無選択のセクターの番号と、一致しているのを確認して下さい。
続きはここから貼り付ける為です。
ドライブ3の右上のバッテンを押して閉じて、768M書き込み完了です☆


以上4回繰り返す

 4回繰り返せば、3Gコピー出来ます☆

 いったん閉じて、768M分書き込むのがミソです☆☆☆

 はい、これで、3G分のコピー完了☆☆☆

以上の情報源

MERON SOFT BZT710 (zero.jp)


手順

■[1] 念の為、純正内蔵HDDをフォーマットしてデータを消去
■[2] HDDをディーガから取り出す。
■[3] MARSHAL MAL-2235SBK でコピーする。
※(別のやり方)HxDで2GBコピーする方法を報告しているHP http://green.zero.jp/meronsoft/mr_bzt710_2.htm
■[4] 複製先の容量の大きいHDDをPCにマウントさせる。
※警告が出ても無視する。何も修正しない。
■[5] バイナリエディタ「HxD」を起動してHDDをマウント
※メニューのエクストラ >ディスクを開く >物理ディスク
※書き込み可にする事。
■[6] 500GBとして指定してあるコード「51 BA 80 0E]を書き換える。
※検索でデータの種類は16進値。
※1TB ならA2 74 01 1D、2TB なら44 E9 02 3A 、3TB ならE6 5D 04 57 、4TB なら88 D2 05 74
■[7] 全箇所修正終わったら上書き保存。
※検索、再び検索を使えば早い。最後、1分位?検索して表示されなければ全部終了しているので、キャンセルして終了させてOK。
■[8] ディーガ本体に戻す。
■[9] コンセントを差し込んだ直後、HDDを読みに行くが気にしない。
■[10] リモコンで電源を落とす。
■[11] リモコンの再生ボタンを押して電源を入れる。
■[12] HDDを初期化する。


補足

●他の機種(ディーガ)でも問題は無いと思う。
容量指定してあるコードを見て、パーティションを決めているようだ。
リモコンのスタートから起動してメニュー設定からフォーマットすると正しくフォーマットされ、2TBと認識される。
ちなみに2TBなのに1TBのコードで修正すると1TBとして認識され、容量も1TBになる。

●ある雑誌の5月号にある先頭の64MBだけだと動作は問題無いが、メニューデータが入って無いので、レコーダーを操作してると本来画像が表示される箇所が白ベタになるので、見苦しかった。
バイナリエディタでは、データが大き過ぎて扱え無かったので、この方法を取った。

●HDDは日立Hitachi限定!
シーゲート、ウエスタンデジタルの2TB/3TBは、ディーガでフォーマットして認識まではするが、全て録画操作を行うと落ちた。AVコマンドに対応していないのが原因。

●0S03224(HDS5C3020ALA632/2TB/5,940回転)を常用しているが、かなり発熱するので、長期運用は危険だと思う。7,200rpmだと50度を超える。
とりあえず、ディーガの上蓋を半開きにしてPC用の12cmケースファンでHDDを強制冷却している。ファン電源は外付けのドライブ用AC電源 UD-ACDC100NS。

●換装して10日経つがエラー無し。
録画(DR/HG/HE)/編集/BD-REへのコピー&移動/全て問題無く動作する。

●スカパーHDチューナー[Panasonic TZ-WR320P]と接続してBW690にデータ移動させているが問題無い。
ただ、[TZ-WR320P]から2TBのBW690のHDD容量が残り362?%とか表示されてしまう。
[TZ-WR320P]のファームウェアがBW690のHDDを500GBとして登録してあるのであろうと推測する。

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