予約・申し込み
コマツ教習所で「玉掛け技能講習」を受けました。
その内容について、ここにメモしておきます。
今回コマツ教習所の東京へ受講しました。
後に授業で教わるのですが、この技能講習は無くしたり、姓が変更になったりした時の書き換え又は再発行は受講した東京のコマツ教習所でしかできません。他のコマツ教習所ではできないそうです。
https://www.komatsu-kyoshujo.co.jp/tokyo

まずは上図から行きたい日付を選択して予約をします。
「[コマツ教習所東京センタ]講習予約画面のご案内」というメールが来て、そこにあるリンクから「申込書の作成」までの情報を入力します。
その後、折り返しでコマツ教習所から「[コマツ教習所東京センタ]予約内容のお知らせ」と「[コマツ教習所東京センタ]申込書の送付」というメールが来ます。
受講申込書に必要事項を記載してメールでコマツ教習所へ返信します。
指定口座へ受講料を振り込み「振込確認書」をメールします。
受講日までに「受講票兼請求書」をプリントアウトして持って行きます。
※これに受講番号が書いてあるのでこれが後々に必要となります。
ここまでで予約は完了です。
受講日前日までの準備
コマツ教習所で扱っている教本を事前に借りられたりする方は、一読しておくと良いと思います。
初日に配られます。テキスト本はこれのみです。
この時点での最新版は「平成31年2月28日 第10版 発行」のものでした。

持ち物として必要なもの
・受講票兼請求書
・本人証明書の原本・・・運転免許証などコピー添付した本物
・免除項目がある技能講習終了証
・細い付箋紙・・・試験問題箇所のマークング用
・蛍光ペン
・印鑑・・・最後の日に技能講習終了証をもらう時に必要です
・ヘルメット・・・持参してもよいですが、貸してくれます。ヘルメット内のヘアカバーはもらえます。
・皮手袋・・・向こうでも貸出用のものがありますが、つかみやすい自分のものが良いでしょう
・長袖
・安全靴・・・これも貸してもらえますが、なければ安全靴っぽいものでもバレません(多分
・電卓・・・荷重の計算などに必要です
交通手段
職人の方はほぼ車で来ていました。
電車とバスですと、電車は横浜線の「八王子みなみ野」駅が最寄り駅です。
「八王子みなみ野」駅ではホーム真ん中くらいに階段があるので八王子駅から乗車するなら真ん中あたりが良いかと思います。
「八王子みなみ野」駅の改札を抜けて左へ曲がり、ちょっと行った所に上り階段とエスカレータがあるのでそれに乗るとバス乗り場へ行けます。
バスは「2」番のバス乗り場で一周の循環バスになっているので、「2」番のバス乗り場なら、どのバスに乗っても必ず「七国南」バス亭に着きます。
※しちこくだと思っていましたがななくにという地名のようです。
降りるバス亭は「七国南」です。近くにスーパーアルプスやドッラクストアがあります。
「七国南」バス亭はドラックスーパーの前で降車するので、降りたらスーパーアルプス横を登っていくとコマツ教習所へ行けます。
所要時間は7~9分くらいです。
何回かは「八王子みなみ野」駅まで徒歩で行きましたが23分くらいで歩いていけます。2kmちょいです。
行き方は、帰りはコマツ教習所から坂を下りてバス亭まで行きますが、そこを真っすぐ住宅街を下ってゆくと「八王子みなみ野」前の大通りに当たるのでそこを左に行けばたどり着けます。途中、線路沿いの歩道を進むと歩きやすいです。

日程
3日間あり、それぞれの時間割は以下です。
ちなみに、500円でお弁当を注文することができます。
注文は最初の集合時に教官が購入するか?を聞いてくれて引き換えの札を渡してくれます。
1日目
集合は0800までに来なければなりません。
0830~0930 クレーン等の知識
0940~1040 クレーン等の玉掛けの方法
1050~1200 クレーン等の玉掛けの方法
昼休み
1245~1335 クレーン等の玉掛けの方法
1345~1445 クレーン等の玉掛けの方法
1455~1555 クレーン等の力学 ※免除者はこの時点で解散(免除項目)
1605~1705 クレーン等の力学
1715~1815 クレーン等の力学
最初に、コマツ教習所へ着いてドアを開けると、すぐに写真撮影機で写真撮影をします。
教室に入ったら入口付近に名簿があるので、そこに載っている「座席No」の位置へ座ります。
その近くに本日の弁当メニューもあるので購入する人はチェックしておきましょう。
その後、教室で少々手続きを行い、この日はひたすら座学です。
最後に実技用の要領書(掛け声や指差し確認箇所)を頂けます。
2日目
集合は0810までに来なければなりません。
0830~0930 クレーン等の玉掛けの方法
0940~1040 関係法令
1050~1200 クレーン等の玉掛けの方法
昼休み
1245~1335 クレーン等の玉掛けの方法
1345~1445 学科試験
1455~1635 クレーン等の玉掛け(実技)
1645~1745 クレーン等の運転のための合図(実技) ※免除者はこの時点で解散
学科試験は免除項目がない場合は、50問です。免除項目がある場合は40問です。
真面目に授業を聞いていれば教官が「ここを覚えておいてください」と言うので、そこを良く覚えておきましょう。
紙の問題を見ながらタブレット端末で回答をします。
合否を教えてくれるので、合格なら実技へ入ります。
実技は実際に実習場へ行き教官が実技要領書に乗っている順番を実演してもらえます。
その後、科目免除されていない人のみで、等間隔に開いて合図の演練をします。
※巻き下げは腕を真横で実施します。また、微速の場合は小指ではなく人差し指で実施します。
ちなみに、実習場はガンガン暖房を入れてくれるので、そんなに厚着をしなくれも寒くありませんでした。
教室内に明日の問題に出てくる物の質量の大きな模型があります。また、ワイヤーロープも展示してあります。
ワイヤーロープの太さは休み時間に指などを使って何mmはこれとか目測できるように覚えておきましょう。
3日目
集合は0810までに来なければなりません。
0830~1010 クレーン等の玉掛け(実技)
1020~1200 クレーン等の玉掛け(実技)
昼休み
1245~1345 クレーン等の玉掛け(実技)
1355~1445 実技試験
朝、配られる「玉掛け実技試験成績表」にエンピツで氏名等を記入して提出します。
今回の受講者は27名居て、3つの区画に分かれて実技をしました。
私は1~9番が1グループでしたので9名で3回づつくらい練習をすることができました。
他の方が実施している時も見取り稽古ができるのでかなり練習になります。
実技試験後に、以下の2つの試験があります。
1 問題のワイヤーロープの基本安全荷重から該当するワイヤーロープ直径を割り出して、それに
該当するワーヤーロープに貼ってある記号を回答します。
2 実習場の近くにある物が何トンか?を回答します。
最後に実技が合格なら修了証を受け取って印鑑を押して解散となります。
自販機
構内で売っているジュースは比較的良心的な値段です。
パンも自動販売機で売っています。

